初詣 その2
01/04(Sat) 16:38|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
我が家の人々はみんな伏見のお稲荷さんへ初詣に出かけました。お稲荷さんでは早くも賽銭開きとなり京都銀行さんのお仕事です。私どもの近くには有名な神社も多く、今宮神社(将軍綱吉の生母とゆかりがある)、晴明神社(安倍晴明)、大将軍八神社(方除け守護)などがあります。最近ではパワースポットとも呼ばれ、沢山の若者が訪れます。
宇治金時はここ数年、お正月は神泉苑へ詣でます。
神泉苑って何ぞや。平安時代、天皇が優雅に遊んだ庭園だそうです。その後、干ばつの時には雨乞いをした場所としても知られています。今は二条城の南にこじんまりとありますが、元はもっと敷地は広く、二条城の一部も神泉苑だったそうです。二条駅あたりから北は平安時代に朝堂院という大内裏の中枢機関があり、要は平安神宮の建造物を大きくしたものがあったそうです。
平安時代、小林銃砲店の東には天皇の住まいがあり、そこから南へ神泉苑までの間に江戸時代、二条城が造られました。時代は違えどもこの地域に史跡が連なるということはその時代、この地が選ばれた理由があったからだと思います。今は往時の面影はありませんが、天皇を始め豊臣秀吉、徳川家康など、彼らと同じ地を踏んでいることに不思議さを感じます。
豊臣秀吉が聚楽第を築いた時、周りに大名屋敷が多数ありました。小林銃砲店のある稲葉町は稲葉重通の屋敷があったと言われていて、この人が春日局の母方の伯父であり養父でした。春日局は稲葉ふくと言い、稲葉重通の婿養子・正成と結婚後、江戸城へ上がりました。この辺りの町名は当時の大名の名に由来している所が多いです。
上京区だけでなく伏見区にも珍しい町名がたくさんあります。伏見には伏見稲荷や伏見城跡、明治天皇御陵があり、特に桃山という地名には羽柴長吉、毛利長門、筒井伊賀、長岡越中、福島太夫、松平筑前、水野左近など錚々たる町名が連ねます。
宇治金時は日本史が嫌いで、詳しくありません。子供の頃にもう少しこういう身近な日本史を教えてもらえていたら歴史にも興味を持ったと思います。

DSC05757.jpgDSC05755.jpg
神泉苑の池には鯉や水鳥がいて赤い橋が雅びです マガモもいて、鴨鍋にしたら美味しそう。
DSC05747.jpg
龍王船は観月会の時、動くそうです。苑内には祇園平八、料理屋さんがあります。祇園平八、東海道新幹線に乗っていると田んぼにこの看板を見かけました。
DSC05753.jpg
歳徳神です。見るからにフツーのお社です。しかし、このお社は360度回ることができます。その年の恵方を向いて拝めるようになっています。今年の恵方は東北東です。神泉苑は真言宗のお寺なのですが、このお社が有名でして神仏習合の典型です。お商売をしている所はお仏壇があって、お稲荷さんがあるのが普通ですし、お寺の中に鳥居があるのも珍しくはないです。
神も仏もと欲張りなのか、仏が神を崇めているのか。我が家の庭にあるお社も「鉄砲の守護神」に変身させるか。
ポスト
帰り道、ある会社の敷地に置かれていたポスト。郵便受けになっているようで、SECOMのシールが貼ってあります。こーゆー遊び心、好きです。
スポンサーサイト
name:
url:
pass:

管理者にだけ表示

TRACKBACK