ろーじ と お地蔵さん 弐の巻
08/24(Thu) 23:45|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
暑さがまだ残る中、蝉も力をふり絞るように鳴いていて、夏の終わりが何となく感じられる気もします。

前回の祇園閣は公開中と知って、急遽、出かけました。身軽に名所へ出かけられるのも京都ならではと思いますし、ゲッゲッゲゲゲのゲッは自分的に上出来かな・・・とうぬぼれております。同じ京都でも前回と今回ではちょっと様子が異なります。

8月23日は地蔵盆。市内では先週末に既に各町内で地蔵盆が行われました。
お地蔵さんと言えば・・・昔話に出てくる笠地蔵を思い出し、私たちには親しみのある仏様です。京都には六地蔵めぐりと言う、お寺のお地蔵さんをお参りする風習があります。
お地蔵さんは地蔵菩薩のことで、慈悲深く苦しむ人たちを救うと言われています。

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お寺にある、よなき地蔵は我々のイメージするお地蔵さんの姿と思います。

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寺町三条の矢田寺には『しあわせ地蔵』と呼ばれるお地蔵さんと子を抱くお地蔵さんがあります。

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近所のお寺には小さなお地蔵さんが境内にいくつもあり、冬にはニット帽をかぶり、ご住職のお人柄がうかがえます。

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お堂の中には妻娶(つまとり)地蔵さん。極楽を想像させる色彩のある福福しいお地蔵さんの前で一晩過ごすと・・・枕元にお地蔵さんが現れ、お告げがあるかもしれません。毎晩、日が暮れるとお堂の周りの提灯に灯がともります。
日が高いうちにお参りをしなければご利益がないのではと思っていましたが、中には人目を忍んでのお参り、夜でないとお参りできない人もいるかもしれず、いつでもお参りくださいと言うことでしょうか

これらお寺のお地蔵さんはそれなりに立派な物ですけれども、我々の暮らしの中のお地蔵さんは至ってシンプルで、この後は街角の石仏をはじめとする地蔵盆の主役です。


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町内の安全、子供の健やかな成長を願って一年に一度、町内単位でお地蔵さんに感謝する日が地蔵盆です。お地蔵さんの供養のため住民が集まり手を合わせます。お坊さんにお経を上げてもらい、参加者の円座に大きな数珠を回します。そのあと、子供たちは遊びに興じ、お菓子をもらい、各町内独自の催しがあります。
特に子供との絆が強いお地蔵さんとは子供が生まれた時からそのつながりが始まると言われ、お地蔵さんと言えば卍。男の子は白、女の子は赤の提灯に地蔵名と子供の名前を書いて奉納します。お地蔵さんには天道大日如来と延命地蔵大菩薩、その他と種類があり、住んでいる町内のお地蔵さんを確認してからお提灯を提灯屋さんに作ってもらいます。
でも、老舗の提灯屋さんは〇学区△町と言えば、各町内のお地蔵さんの種類を記録していて、間違いなく作ってくれます。

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のしに驚かれると思います。お供えなのに紅白のし。包装紙が緑色でわかりにくいのですが、お地蔵さんにお供えします、と伝えるとお菓子にこのようなのしをかけてくれます。
仏教行事と思いがちですが、民間信仰なので、仏事用ののしや金封は使わないのがしきたりです。

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街角のお地蔵さんは公共の物ではありませんので、公道上に設置することができません。タイトルのろーじとお地蔵さんはこれと関係していまして、上京区のお地蔵さんは私道や私有地にあることが多く、ろーじは迷所(名所)でもあり、写真は細道(私道)上で、横には現在は使用していないと思われる井戸もあり、そこにはご近所さん達のコミュニティーがあります。

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家の中にすっぽり収まったお地蔵さんは花に囲まれています。普段のお世話も住民がしていて、どこのお地蔵さんも綺麗です。敷地の一角にお地蔵さんを置く事は珍しくなく、家の一角を提供するくらいお地蔵さんは手厚く扱われていることがわかります。

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ろーじの入口にある祠を覗くと、なんとも微笑ましいお顔です。着物の図柄を書く人が描いたのかな? と。街角のお地蔵さんの形もただの石もあれば、仏さんの形になっている物、色のある物、ない物、様々です。
ある町内のお地蔵さんは平安時代作ということがわかり、お地蔵さんは京都国立博物館行きとなり、町内には3Dプリンターで製作したレプリカを戻したとニュースにありました。確か木造のお地蔵さんでした。

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町内安全と書かれたガレージ内にある見慣れないタイル貼りのお地蔵さんです。よく見るとバラの花模様です。タイルを使う所と言えば?
この近くに銭湯があり、そのつながりで作られた物だと思われます。

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よく子育地蔵というお地蔵さんを見かけます。子宝に恵まれない人がお参りすると言われていて、特別なお地蔵さんもあり、それが

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実際はもっと赤暗く、『えらいもん見てしもたな』と思わずにはいられない。人気のない暗い道を歩いていて、50mほど手前から見える赤い物。少し怖かった。でも、確かめたかった、何なのか。

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赤い電気が灯された祠

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『夜泣地蔵尊』の文字はまるで横溝正史の世界。でも中には

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なーんだ。お地蔵さんたち、サウナに入ってるじゃん。

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奉納されたよだれかけにはお母さんたちの愛情がたっぷりで、おどおどしい扁額の期待を見事に裏切ってくれるお地蔵さんでした。


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千羽鶴が飾られ全快地蔵の名のお地蔵さんは京都大学付属病院内にあります。病気平癒を祈る患者さんや家族が後を絶たず、数えきれない人たちが祈っていることと思います。

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暗い夜道にお地蔵さんに提灯が灯され、ほっとする時があります。

お地蔵さんには歴史があるため、記事のまとまり悪く、充足感がなく、申し訳ありません。ただ、写真を集めるのに少々苦労しました。まあ、他にも特色あるお地蔵さんはたくさんあると思います。
京都だけでなく他府県でも地蔵盆はあります。京都は特に独自の行事となっていて、各町内にひとつのお地蔵さんがあるはずですが、年を追うごとにその数は減る一方で、実際の所、市内街角にどれだけのお地蔵さんがあるのか把握できていません。
しかし、上京区が一番、数が多く、私にとってはごくありふれたお地蔵さんの存在ではあるものの、注目をするとなかなかユニークな物もありました。
おじいちゃん・おばあちゃんが孫の手を引き『悪い事したらお地蔵さんが見てはるえ』と、言い諭し、『こんにちは、お地蔵さん。ありがとう、お地蔵さん』 日頃、見守ってくれているお地蔵さんへの挨拶と感謝の気持ちで手を合わせます。
この間も幼稚園くらいの男の子とお母さんがお地蔵さんに手を合わせている姿を見ました。子供の頃から良心を育み、日本人の清らかな心の表れと思います。
暮らす人たちの心のよりどころにもなっている街角のお地蔵様は特別なものではなく、生きている人々の心の中の身近な存在であると思います。ゆとりがあれば、お地蔵さんのお顔も覗いてみて下さい。意外なお姿のお地蔵様がいらっしゃるかもしれません。

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お地蔵さんと向きかっている時は腹立たしいこともありませんが、先日、こんなことがありました。
今使っている新しいパソコンの事です。前のパソコンと同じ操作をしてもうまく行かないのでマイクロソフトへ電話で問い合わせをしました。まあ、あの自動音声で何回もプッシュボタンを押すのも煩わしくて、やっと人につながって、質問内容を説明した後に、『サポート対象にはなっておりません。一回、10260円必要になりますが、サポートは2年で〇円、3年で〇円』・・・〇の部分を聞いた時には自分の頭の中でブチっと何かが切れる音がして記憶に残っていませんでした。
会社の方針はわかった上で、1週間前に買ったエアコンの使い方でわからない所があるから教えてほしいと言って尋ねたら『お金を払ってくれたら教えます』なんて言うか! と、言うだけ言って電話を切りました。
その後、知人で詳しい人が解決してくれ、これなら電話で5分もあれば教えられることなのに・・・・10260円も? ぼったくりやん、マイクロソフト。傲慢・・・『売っている』ではなくて『売ってやっている』という態度じゃないか。銃砲店でこんな対応をしたら数か月で店はつぶれます。

たまには不快なこともあるもので、ヘタクソクラブ9月例会でメンバー皆さんのにこやかなお顔を拝見し、気分よく仕事をしたいと思います。

8月27日日曜日は西陣猟友会の狩猟登録申請日につき、朝10時~夜6時まで臨時営業いたします。尚、ご来店の際は近隣パーキングをご利用ください。

<お願い>当記事を商業利用することはご遠慮ください。


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