金・銀・銅閣
08/16(Wed) 21:01|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
東京では8月に入ってから毎日、雨が降っているそうで、気温24℃、湿度91%という数字を見て、驚きました。京都もお盆は雨の予報でしたが、曇り空で何とか持ちました。徐々に農作物にも影響が出てきそうで、また、値段が上がるのかな。

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徒歩10分の所から撮影した点火数時間前の火床の準備ができた右大文字と徒歩30秒の所から撮影した点火された右大文字。かなりの望遠で撮っていて、実際、車で移動すると20分くらいの距離です。千本通は上り坂なので、東に大文字を見ることができます。右大文字はどの方向を向いているのか。出町かな? 船岡山かな?
去年の送り火は大雨でしたが、今年は風が吹き、涼しい日となりました。来年も同じように穏やかに見送れますように。

お地蔵さんの内容がまとまらないので、もう少し時間を頂戴します。
さて、お盆の休みには市内、東の方へ行ってきました。
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タイトルで気づいた人もいると思います。祇園祭の鉾ほをイメージした祇園閣です。屋根が銅なので銅閣とも言われることもあり、正式名ではなく、ここはお寺、大雲院です。
元は大倉財閥の別荘で、そこへお寺が引っ越しをしてきたと言うことで、お寺が祇園閣を建てたのではありません。祇園閣は昭和3年御大典記念・大倉喜八郎の卒寿記念に建築家伊藤忠太が手がけました。

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鉄筋コンクリート造3階建て、高さ36m(百二十尺)矛先には金鶴、地下の基礎も深さ百尺に及ぶ、とパンフレットに書いてありました。国の登録有形文化財です。尺と言われてもピンとこないけれど、地上と地下とほぼ同じ長さ? 金閣・銀閣よりも頑丈なのは銅閣と言うことか。
さて、いよいよ中へ・・・と、上からの景色もお見せしたい所ですが、残念ながら内部と眺望は撮影不可と言うことで、申し訳ございません。金戒光明寺の三門の上からこの祇園閣に上がりたいな、と思っていた為、願いが叶って本望です。
曇り空で西山はうっすらとしか見えませんでしたが、京都タワーは近く見えましたし、八坂の塔も目の前に見えますし、大谷祖廟、霊山観音・高台寺・龍馬・慎太郎のお墓のある京都霊山護国神社・平安神宮鳥居も見えたはず。東の端とは言え、街中ですので見晴らしは4つ星かな?
ただ、右大文字は見えないな、多分。左は見えるかも。
東山がすぐそこに見えて、ここから南にかつて鳥辺野と呼ばれた葬送地があり、祇園閣の東は東大谷(東本願寺)の墓地もあり、『気』がよどむ感じがして、高い所に上がると、特にそれを感じます。ですので、この辺りに住むのはちょっとなぁ、と、お金持ちでも無いのに思ってしまいます。
この辺は財界人の別荘も多かったそうで、京都一の夜の遊び場が近いため、政財界人が内緒話をする奥座敷のような所でもあったのかなと思います。お妾さんが住んだりもしていたんでしょうかね。
祇園・八坂と言う所は誰が何をしているか、秘密を守るお店があり、すべてを仕切ってくれて、利用する側にすれば重宝ということです。お店によっては京都以外の顧客の方が多いという所もありました。

京都も広くはありませんが、地域地域の特色がありますので、かつては夜は人も歩かないような落ち着きのあったこの辺りも今は人力車が行きかい、観光地と様変わりし、京都に住む者も怖気づいてしまうくらいです。
8月の中頃と言えば、灼熱の京都ですが、まあ、この日は陽が当たらず、閣上は南からサーっと風が吹きぬけ、汗も出ず、お昼寝したいくらい気持ちがよかったです。いつもなら頭上から聞こえる蝉しぐれが眼下から聞こえ、地上の暑さが嘘のように風が涼しく、雲の上にいるような感覚でした。20分くらい居たかな。その間、3周くらいしましたかね。600円払っていますのでね。
今は規制があってこれだけの高さの建築物は建てられず、良い物を作ってくれました。現代に残る名作は南禅寺別邸にしても京都以外の人によって作られています。

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どうですか? 鉾に見えます・・・ヨネ。屋根の下の所へ上がっていました。あそこは涼しかったけれど、地上へ降りてきたら、やっぱり暑くて汗が出てきました。写真を見ると鉾のように動き出しそうな気もします。
てっぺんは金鶴で、大倉喜八郎の子供の頃の名が鶴吉でした。、そして、建築中に閣上にあがったことはあり、完成を待たずに亡くなったそうで、う~ん、あの世に近い地だけに・・・呼び込まれたのかな・・と、そんな気がしないでもない。

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境内にある石川五右衛門のお墓です。灯篭の所に5円玉が供えてあります。お芝居やアニメではよく知られた人物で、エピソードの大半は作り話であり、我々の知る大盗賊であったかどうか。五右衛門は安土桃山時代に実在し、、釜茹でにされたとも言われ、大雲院にお墓がある所以もわかりませんでした。
本堂には丈六阿弥陀仏像があり、どっしり貫禄のある仏様です。

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大雲院から南に行く道がねねの道です。左に高台寺と霊山観音・右に石塀小路の入口があります。
幼いころ、円山公園から歩いてきて、いきなりこの建物が現れて、不気味でした。ちょっと怖かったです。あの頃はこの辺りの射場へ(弓)連れて行ってもらって、八坂神社で射的をしたり、どこかで豆腐田楽を食べたり・・・・それ以来でしたので、祇園閣の場所はだいたいわかっていたのですが、一筋、道を間違えてしまいました。
住所は祇園町南側となっていて、へえーっ、この辺りは下河原か高台寺じゃないのかな? 東大路通をはさんで、西が祇園町南側だと思っていました。この辺りはわかりにくく、場所は八坂神社の南を東に少し入った所です。祇園閣、おすすめです。
ちなみに今回の一般公開は9月30日までです。

雨が降り出しそうでしたので、急ぎ足で大雲院からねねの道を南下すると
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鍾馗さんと、祇園祭のちまきと・・・提灯が沿道家屋の軒先に吊るしてあり、高台寺の百鬼夜行と言うイベントの演出でした。昼も夜も賑わい、門前町が出来上がっています。

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三面大黒天へ行き、この布に隠れている物は何でしょう。わかりません。横に置いてあるたたく棒が80cmくらい長さがあったので、想像では木魚かな? それにしてもひと一人分くらいのかさでしたから、大きな物には違いありません。

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高台寺には興味がありませんので、その隣り、霊山観音へ。高さ24m、顔の大きさ6m、コンクリート製。とてつもない大きさではありませんが、ここが東山の中腹ということもあり、京都タワーからも京大病院からも見えていました。
ここは伝統仏教ではなく、戦後にできた戦没者慰霊のための宗教法人で、創設者は
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帝産バスの社長さんということで、こんなバスも置いてありました。祇園閣も観音さんも昭和のコンクリート製、お金持ちの人が作ったということです。

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300円払うとジャンボポッキーのような20cmくらいのお線香をくれます。ライターでは時間がかかるので、ちゃんと専用の器具の中へ入れて、渡してくれます。そうそう、みたらし団子のように。

観音さんの中は12支の守り本尊がありますが、暗くて気色悪いので、今回は行きませんでした。
観音さん前の高台からは
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そこそこ市内が見渡せます。どんよりした空ですので、いまいちですけれども。

ここから、ねねの道へ降りるとThis is Kyotoの眺めです。なぜか懐かしさを感じます。
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昔の京都みやげには舞妓さんと五重塔がシンボルのようになっていて、それも舞妓さんは決まって後ろ姿。五重塔の物がなかったので、そのイメージに近いものの写真を載せています。こういうのを見ると舞妓さんに憧れるんですよね。
昔、クレー射撃の地方公式に参加するとその公式のステッカーをもらえました。京都公式は舞妓さんと五重塔だった時もあったような気がします。皆さんガンケースにステッカーを貼って、全面、ステッカーだらけという人もいました。

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ステッカーは手持ちがないのですが、昭和63年京都国体の時の縫い付けるワッペンです。国体キャラクターは牛若丸で、牛若丸は刀を銃に持ち替えています。牛若丸復活してほしいな。観光においてもこういったキャラクターを起用してもよいかと思うのですが。
芸術系学校の多い京都でもありますので。商売も時流に乗らないと儲からない気もします。

最後にもう一か所、行きましょうか。五重塔の写真、立っているおじいさんの頭上に『石塀小路』と書かれた街灯の所を入ると
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『あー』 ドラマでよく見かける場所。ねねの道と下河原通をつなぐ、ジグザグした石畳の小径です。
石は京都市電の敷石です。芸舞妓さんが歩く姿を想像しますが、この辺りにはお茶屋さんはあまりありませんので、実際、見かけることはありません。旅館からお声がかかったり、お客さんのお供でBARへと、たまに見ることはあると思います。
さすがにこの暑い時期にはいませんが、この辺りで舞妓姿の集団をよく見かけます。しかし、それはイミテーションです。舞妓姿に変身する人たちです。地元の人は歩き方、衣装を見ればすぐにわかるのですが、外国人は本物と思っていますので、一緒に写真を撮っています。最近は本物の舞妓さんが呼び止められたりして迷惑をするので、イミテーションも代役で活躍しております。

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かき氷もあって、入ってみたかったんですけれど、見かけによらず一人で喫茶店に入れない人なので。

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突き当り、どっちに行こうかな・・・ 住宅があり、レストランや料理屋さんもあり、中には閉店しました・・と張り紙のあるお店もあり、家賃も一流です。

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老舗旅館もあり、京都には旅館がしっくりきます。夜のそぞろ歩きもいいはずです。

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レンガ・石積み・竹垣に囲まれて

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生活感もあり

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車の通らない道になぜ路側帯があるのかわかりませんが、下河原通へ向かって、道幅が路地くらいに狭くなります。

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東大路通に近い所に売物件があり、76坪・・・31500万円。投資用に一軒 如何ですか?  ピンとこない金額です。松本清張TVドラマの銀座ママなら買えるかもな。

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傘を持たず、雨が激しくなってきたので、バスではなくタクシーを拾うと、創業大丸300年、ヤサカ100年の記念車でした。八坂方面からヤサカタクシーに乗って、運転手さんに『この車は1300台中、たった3台しかありません』と言われ、1/433の確率。走っているのも見たことがなかったので、まさか乗車することになるとは正直びっくりしました。どうでもいいけれどタクシーのヤサカは漢字で弥栄の旧字体です。地名では東大路通の東は八坂、西は弥栄かな? 実は5月に乗った

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『あふひ』 葵祭のふたば葵のタクシーは2台のみ。1/650の確率。三つ葉のクローバーではない、四つ葉のクローバー車にも乗ったことがあって、1/325の確率。3種類に乗った人は珍しいはず、ましてや偶然に。今回の大丸でっちー君号は今年だけの限定車です。ジャンボ宝くじ、すでに買ってるんだ・・・期待しよ。

暑さに参っていた体もお休み中に少し回復し、また、仕事、頑張りマス。お盆も仕事をしていた人はこれからゆっくり休んでください。
さあ、ヘタクソクラブ9月例会の準備をしなければ。去年は羊羹だったお達者de賞の品は何がよいでしょうかね。

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