耳を澄ませば・・・京の夏
06/28(Wed) 01:26|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
空梅雨かと思いきや、どんよりしたお天気が多くなりました。ブログをご覧頂いている皆さま、お元気でしょうか。体調を崩しやすい時期ですのでお気をつけ下さい。
銃砲店には週に数人の外国人の観光客が訪れます。通りがかりに珍しい店へ入ってみると言う人もありまして、ウェルカムと言いたい所ですが、常連のお客様が立て込むと、対応ができないこともあり、その時ばかりは玄関をオートロックにしたいな・・・と思う事もあります。入りたくても入れないお店なんて・・・どんな評判になるのでしょうかね。益々、興味がわく・・・となりますか。

早くも1年の半分が過ぎようとしています。京都は春の葵祭が終わると夏の祇園祭。京都の夏は祇園祭・鱧と共にやってくると言っても過言ではありません。祇園祭は鉾町と言うその地域のお祭りですので、我々、鉾町には関わりのない者はほとんど関心がなく、テレビでその様子を見るくらいです。なので、知識も持ち合わせておりません。

四条烏丸近く、室町通と新町通の間に狭い通路があります。昼間は通り抜ける道として使われていて、夜になると明るくなりまして、こういう所にはフラ~っと吸い寄せられます。
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ビル裏の道幅2mくらいの道、北行きと途中、西行きの新町通へ抜けられる道には20軒くらいの飲食店が軒を連ね、先斗町みたいな雰囲気です。小さなお店が多く、一つの建物にBAR、焼肉屋、レストラン等が集まっている所もあり、お肉ちょっと食べて、お魚ちょっと食べて、パスタ食べて、〆にBARへ行こうか・・・とはしごができそうです。オフィス街ですので、20・30代の人ばかりで、賑わいもあり、この道幅がいいな。
烏丸通や四条通の表通りではビルの中にお店があり、意外な場所を発見・・・でした。
キョロキョロしながら写真を撮っていると・・・・あれっ、祇園囃子が聴こえてきたぞ。お囃子にいざなわれ、四条通へ。

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四条通室町西入の月鉾の会所です。四条室町の交差点から北は菊水鉾、南は鶏鉾、東は函谷鉾、西は月鉾と鉾が集まり、お稚児さんの乗る長刀鉾はここから東、四条烏丸東入にあり、この鉾が祇園祭の先頭を行きます。
生演奏の祇園囃子を聴くのは何十年ぶりです。結構、大きな音で離れていてもよく聴こえます。
「コンコンチキチンコンチキチン」 さあ、皆さんもご一緒にどうぞ・・・京都の人は祇園囃子をこう表現し、四条通を歩いているとテープで流れているので、耳が覚えたのだと思います。
お囃子と言っても何曲もあり、演奏をし分けているみたいです。鉾町によって独自の曲があるのか、共通の曲があるのかはわかりません。まだ、6月ですのでお稽古をしています。お囃子は太鼓・笛・鉦で演奏されていて、鉾が建つと浴衣を着て鉾の上で、巡行では動く中、演奏します。この会所の窓が開くのもこの時期だけです。

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新町四条を上がると南観音山の会所があり、ここでもお囃子が聴こえてきます。1階は京みやげで有名なお店、2階が会所となっています。会所は各鉾町の集会所であり、お囃子のお稽古の他、解体した鉾や山を保管している所もあります。お囃子の人の頭の向こうに建具が見えます。ロフト風で、あの障子は開くのかな? と、3階建ての綺麗でモダンな会所です。
祇園祭は元々、女人禁制で、宵山など、見学では女性は鉾の上へ上がることはできるようですが、ほとんどが男性によるお祭りです。長刀鉾のお稚児さんは大役で、八坂神社でお位を授かってから神の遣いと見立てられたお稚児さんを父親を始め男性がお世話をし、鉾を曳く人、お囃子もほとんどが男性です。
へえー、なぜ? と言う声が聞こえそううですが、「昔からそうやし」と京都人は一言でやり過ごします。この「昔からそうやし」が京都のキーワードです。歴史の長い物ほどいちいち説明するのが面倒なのです。 
京都人は“なぜですか? 何でですか?”としつこく聞かれるとイラッとしますので、お気をつけ下さい。
京都三大祭として葵祭は斎王代の女性が、祇園祭は男の子のお稚児さんがそれぞれ主役で、時代祭は男女を問わないお祭りと決して男女差があるわけではなく、よくできていると思います。
暗い静かな通りにお囃子が響き、あの人ごみでごった返すお祭りのお囃子よりも清らかで、リサイタルのようで心地よいです。自転車を止めてじーっと耳を傾ける男性もいました。ここは写真よりも音色をお伝えしたいところです。

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以前、寺町通を歩いていた時に中京区には新しい町家が多いと言っていました。この新町通も室町通と同じく呉服の大店が集まる地域で、尚且つ祇園祭の鉾町でもあり、街中でありながら粋な京都らしさを感じる所です。
路地も上京区の路地とは違い、ライトを入れてすっきりしています。
10年ほど前は鉾町では呉服屋さんや町家が分譲マンションに建て替えられ、住人が町内に非協力的で、マンションと町内が協定を結ぶなど、苦心した時もありました。
最近は飲食店やホテルが増えて、会所近くに鹿島建設がホテルを建設中で、事業主はと言うと東京の丸の内にある合同会社とあり、ファンド出資ですかね。この場所は270坪ほどの広さですので、億単位の事業ではありますし、鉾町も侵食されてますよね。でも、この辺りでも「ヤサカ」と称するビルをかなり見かけまして、あのタクシーのヤサカグループで、不動産事業に力を入れているのではないかと思います。
今まさに土地の争奪戦が繰り広げられていて、中京区や下京区の幹線道路沿いの路面店ではテナント料がかなり上がり、他へ移転するお店も出てきました。負の作用と言いますか、地元のお店がその煽りをくらうのは気の毒です。
家賃の上昇理由のひとつに、先のホテルのように他県の事業者から話を持ちかけられ、貸す側とすれば高い賃料で長期に借りてもらえる方へとなるのでしょう。
京王電鉄の名も見かけましたし、京都の人はびっくりしています。京都に京王電鉄? 丸太町通に電車でも走らせるんかと。ホテルですけれどもね。ホテルと言っても必ずしも土地も建物も取得するわけではなく、特にホテルは借地上に自社で建物というケースも多いと思います。意外にも市内は郊外に限らず、中心部でも地主さん所有の土地が結構あります。
かつて都として栄えた京都には地方から次々と商人が店を出し、稼ぎました。観光に沸く今は「京都で商売してひと儲けしよう」と、他府県から事業者が押し寄せ、歴史が巡っているように思えます。
ホテルやコンビニなどのありふれたものではなく銃砲店の稀少性とタッグを組める面白い話があればなぁ・・・と思ったりして、京都と言う名のブランドに埋もれることもなく。ただ、これは宇治金時のひとりごと。

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南観音山の北隣りは北観音山で、こちらもお囃子のお稽古中です。会所の南隣りは三井ガーデンホテル新町別邸があり、古い造りと新しい造りが合体したような建物です。確かここは松坂屋呉服店の跡地で、蔵はそのまま残っています。
三井もそうでしたし、大店は大名相手の商売で、大名へのお金の貸付けをする所もあり、かなり大きな商いであったと思われます。京町家と言えば間口が狭く奥行きの深い<うなぎの寝床>と言われますが、室町通や新町通は大店が並んでいた為、間口が広いです。
京都では1・2と言われた料亭伊勢長も数年前に店をたたみ、新町通は往時の面影も薄れつつあります。

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祇園祭と言うと川端康成の古都を思い出します。山口百恵主演で映画もありました。訳あって離れ離れに暮らす双子の姉妹が祇園祭の夜に偶然、出会い、後に姉妹であることを知り、一人は呉服屋のお嬢さん、一人は北山杉の里で暮らし、姉妹の心模様が描かれています。
写真は佐々木酒造さんの日本酒、古都のラベルになっています。字体は川端康成とのことです。このお酒を好まれていたのでしょうか。

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六角通にある料亭瓢樹さんです。元は東山区で仕出し店をされていて、その後、こちらへ移転されました。奥様連中から評判の高いお店です。

この日は3つのお囃子巡りとなり、堀川通から千本通までは商店街のアーケードを歩きました。
<三条エレジー>の記事では三条通は名神高速東インターから嵐山まで長い道だけれども、車で一直線に通れないとお話しました。河原町通から寺町通までと、ここ三条商店街が歩行者専用となっているためです。
堀川三条角に和菓子の三条若狭屋さんがあります。ここは串に刺したお餅の中に白みそが入っている祇園ちご餅が有名です。祇園祭は八坂神社の祭礼で、門前菓子なるものは・・・無い。ちまきはですね、食べるのではなくて、御守りのような飾り物です。祭りの時期に作られるお菓子はいくつかありますけれども、ちご餅は通年商品で、八坂神社からかなり離れたこのお店と祇園祭との関わりは? と言うと、堀川通と千本通の間くらいに八坂御供社があり、三条通は山鉾は巡行しませんが、お神輿がこの地域を廻ります。

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堀川通から千本通までは見通せないくらい長い距離で、祇園さんの提灯もつりさげられ、マラソンの野口みずきさんがこのアーケード下をトレーニング場所にしていたと言う話もあり、飛び出し坊やも見ていたかもね。
ちなみに飛びだし坊やの発祥は滋賀県八日市で、なるほど滋賀県内でよく見かけるはずです。

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三条通を千本通まで来ると、焼肉弘のお店があります。週末は予約が取れないそうで、元々はこのお店の西隣りにある精肉店ですが、息子さんの代で飲食店も始め、ここが本店で、市内に他数店あります。
我々はお店に伺うよりもお弁当やコロッケを持ち帰ります。

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焼肉弁当・ステーキ弁当など種類があり、バーガーもあり、コロッケは100円だったかな?
4代目がため息をつき、疲れ気味になると昼食にこれを食べてもらいます。添えられているキムチも自家製です。銃砲店からのお帰りにどうぞ。

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三条商店街を抜けて千本通に出ると、瀟洒な建物がそびえ立ちます。2つ並んだ建物は私立大学の分校舎です。1枚目は法科大学院朱雀キャンパスで、もう一つは別の大学の看護学部がある二条キャンパスです。大学は地域の活性化にはならず、ある人が“大学院出ても就職ないらしいで”と言っていました。法科大学院へ行っても司法試験にパスできるのは少なく、ハードとソフトがかみ合っていないように思います。
私学なんて・・・とバカにされそうな東大・ハーバード大の学歴を持つ議員の暴言に皆さんも驚かれたと思います。彼女は自分の気持ちを伝えるのが下手なのだろうか。女性だからではなく、男性にもそういう人はいますから。
それと幼い頃から非のうちどころがないと周りから褒めちぎられて、当たり前のように自分中心で世の中が回っていると大きな誤解をしているから激怒となるのかな。“心身ともに健全” この人は身は健全でも心はそうではなく、頭が良過ぎるのも困ったものだ。
「私はおバカ」と、自分が不完全な人間と自覚していれば彼女のようにはならないし、それに気付かせてくれるのは周りの人達のお蔭だと思います。賢くなくてよかったと、今の所、心身ともに健全であろう宇治金時です。

と言うわけで、四条烏丸から銃砲店まで歩いて帰ってきました。道草をしなければ40分くらいですかね。ても、帰りはしんどい。三条からは登り道ですので。

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しょっちゅう“売りませんか”と勧誘され、わずらわしいのでしょう。

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ベストが品薄になり、発注をせねばならないし、通販でベストをお買い上げのお客様がこれに似合う帽子も選びたいとのご要望で数点ご紹介し、喜んで頂きました。また、よく海外行かれるお客様は毎回シューティンググッズをおみやげにされ、ご相談を受けます。日常業務と個々の対応と、あっと言う間に時間が過ぎ、ブログ更新もゆっくりとなっています。
私どものように店舗を持つ業態は日頃、お得意様のお蔭で商売をさせて頂いており、感謝しております。小売業においては店頭販売+通販と言うのも当たり前となり、通販業者は店頭販売部門はありませんので、私どもは価格では競わず、セレクトショップのような他には無い商品もご紹介していきたいと思っています。
写真のバッグとベストはBROWNINGで、北米で販売されている品が多い中、これらはヨーロッパで販売されているユーロバージョンです。

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こちらはお客様がお持ちのライフル銃のストックを新たに付け替えました。競技用のライフルではカラフルな物もありますが、狩猟用ライフルはウッドかシンセティックがほとんどですので、個性的で銃も新品になったように、お客様も満足されていました。いつもご贔屓ありがとうございます。Tikkaも4代目おすすめのライフル銃でして、新しく入荷しましたので、店頭でご覧ください。

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ライフル銃に続いてライフル弾です。サーモボトルで、こちらは非売品となります。なぜ売らないの? ディスプレー用、飾りにします。
見栄えがきれいなんです。本物を飾るわけにはいかないものですから。

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次の日曜日はヘタクソクラブ7月例会で、小川珈琲をご用意します。ご参加お待ちしております。

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