洛東は雨だった
11/28(Mon) 23:19|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
11月も終わりとなり、何かと気ぜわしくなります。
11月15日は平日だったため、20日日曜日が初猟と言う人も多く、23日は祝日、27日は日曜日と、一週間に2度週末があるようなお客様の波があり、お蔭様で猟用装弾も追加注文をしなければならない状況でした。

そんな中、府猟友会から連絡事項があり、
・野鳥の鳥インフルエンザが国内で発生し、野鳥の異変に気付いた場合は都道府県関係局へ報告願い、通常では人への感染はなく、なるべく素手では触れない。触れた場合はうがい・手洗いをし、正しい情報に基づき冷静な対応をして下さい。
・本年12月3日で期限を迎える技能講習に係る有害鳥獣駆除従事者に対する免除の特例措置についてその延長が待たれておりましたが、正式に向こう5年間の延長が決まり平成33年12月3日まで現行通りに扱われます。
以上、急ぎ連絡事項をお伝え致します。

西陣猟友会の記事では拍手を5つも頂き、本家ヘタクソクラブの例会記事よりも拍手が多く、ヘタクソクラブ以外の人にたくさんご覧頂いているのではないかと、ありがたく思っております。

DSC07064.jpg
この男性は何をしているかと言いますと、毎日放送のカメラマンでして、店の取材ではなく平安京の土地の傾斜の調査です。
丸太町通から北は緩い登り坂で、坂の上に大極殿があった名残りを検証していて、天皇が関わる主要な建物があった所であり、高台はその位の高さや水がつくのを避けることもあり、大雨が降ってもこの辺りは浸水しません。
なぜ、店のショーウィンドを撮っているかと言うと、ウィンドの下にはレンガをはめ込んでいて、そのレンガの幅が北側は薄く、南側は厚く、その差が大きいので傾斜がわかり易いと言うことでした。
夜のニュースで放映されると思っていたところ、まさかその翌日すぐに放映されていたとは知らず、私達は残念ながらどのように映っていたのか見る事はできませんでした。

四条寺町にある藤井大丸の地下通路に面したショーウィンドは
DSC07084.jpg DSC07085.jpg
華やかなホワイトクリスマスの世界となり、ここの地下にある食品売り場をよく利用する人が「スーパーに売っていない物とか珍しいものがある」と言うように、クジラ肉やかにみそ豆腐などを売っていて、かにちらし寿司もおいしかったです。男性一人の買い物姿も多く、売り場は広くないのですけれども穴場です。

そして銃砲店近くのお店の軒先にはクリスマスバージョンの赤いライトに照らされた
DSC07082.jpg DSC07083.jpg
コモンマーモセット。あまり人に興味を示しません。寒さ暑さにも強いのかな? 寿命はどれくらいなのですかね。

DSC07348.jpg
京都市左京区白川通沿い西側建物のショーウィンド(写真)にびっくりした方がかなりおられまして、話題になりましたので先代が写真を撮りに行ってきました。エアーガンのシューティングレンジなのか? 実態がわかりませんでした。
実はこの方は京都在住のハンターです。この写真の東向かいには私立京都造形芸術大学があり、この方はここの関係者でご自分の狩猟体験を映像作品として発表し、そのプロモーションのひとつということです。
実は先週、ご本人が初めて来店されまして、とても小柄で狩猟をされる風には見えないキュートな女性です。他県から移って来られ、今年から京都で狩猟をされています。

さて、京(今日)のお話はなるべくはしょって書きますが、読んでいて疲れた方はそこまでにして下さい。
「雨が降っているから出かけるのはやめよう」と思う所、予約を入れている所があったため、地下鉄東西線二条駅から南禅寺へ向かいました。高齢の外人男性と日本人女性か券売機の所で5000円札を入れようとしていて、困っている様子。なので、1000円札5枚と両替をしてあげました。その女性はまつげの所にアイラインが無くて、太いアイラインがまぶたの所にあって、言い方が悪いですけれども進駐軍のキャバレーに居そうなね、年季の入ったご婦人でした。でも、そういう人ほど性格はあっさりしていて、案の定「清水寺までに行きたいのだけれど」と尋ねられ、同じ方向なので三条京阪まで一緒に行ってあげたかったけれど、それでなくても一本電車を見送ってしまったので、これ以上付き合ったらこっちが待ち合わせ時間に遅れてしまうと去ったのですが、インパクト強かったな。京都では見かけないタイプでした。
南禅寺に近い蹴上まで11分、銃砲店から30分かかりません。蹴上駅はかなり地下深くにホームがあり、エスカレーターで地上まで上がるのに数分かかります。

DSC07096.jpg DSC07099.jpg
写真左手が名神高速京都東インターの東方角で、写している側が西方向で、道路の左側には蹴上浄水場があります。ここ蹴上交差点を左に曲がると三条通です。「三条エレジー」の時に「坂を下りてきて街の灯りを見ると・・・」と、ここでカーブを切って三条大橋まで下りとなります。
左には東山区ウェスティン都ホテル(写真右)があり、京都で一番多く収容できる宴会場を持つ都ホテルです。京都ホテルオークラと並んで格の高いホテルですが、最近はフォーシーズン、ハイアットリージェンシー、ラグジュアリーコレクションホテル京都など外資系のホテルが増えてきました。
直進の道は仁王門通と言って御池通と丸太町通の間の道で、次の信号の所を右に曲がると白川通と言う北行きの道路に面して左にリニューアルした京都市動物園、武豊騎手の自宅もこの辺り左京区岡崎にあります。南禅寺はと言うと、私の立っている所の右奥にあります。ここは東山区と左京区の境界地です。

DSC07097.jpg DSC07098.jpg
ここは琵琶湖疏水の要衝で「雄観奇想」・・・“優れた眺めと素晴らしい考え”と言う意味のレンガのトンネルの壁を見るとねじれが生じ、強度を上げるためで、このトンネルの上にはインクライン。

DSC07101.jpg DSC07331.jpg
線路は続くーよ どーこまでも・・・・・・続かへんねん。5、600mくらいしか。この辺りは勾配がきついので、琵琶湖から疏水を来た船を蹴上で台車に載せ南禅寺船溜まりまで運び、そこで船は再び疏水を行きました。疏水は水を運び、物資も運ぶ役目をになっていました。

DSC07336.jpg DSC07337.jpg
琵琶湖疏水の本水はインクラインよりも山寄りで、ここから一部は先ほどの三条通の方向へ流れ落ち、蹴上浄水場に取水されます。おだやかな流れの琵琶湖の水は緑色。ここへ来るまでにいくつものトンネルがあり、完成が明治時代と言いますから100年以上使われ続けています。
疏水と言えばこの辺りと私も含めピンポイントで捉えがちですが、京都市内へ入ってから暗渠・地上と疏水の全容はよくわかりません。左京区の五山送り火“妙・法”の近くにある松ヶ崎浄水場辺りまで疏水分流はつながり、府立大学のある下鴨や京都大学の辺りにも疏水は流れていて、更に南は伏見区中書島辺りまでも疏水は流れていて、宇治川へつながり、他にも鴨川へ流れるものもあり、淀川を経て大阪湾へ流れ込んでいます。きこく邸もそうでしたが、京都御所にも防火用水として疏水が引き込まれていたそうです。川と区別がつかないくらい京の街に溶け込んでいる人工河川疏水です。

DSC07338.jpg DSC07341.jpg
ついでにこの人が琵琶湖疏水建設の設計者、田辺朔郎さんです。大河ドラマに取り上げられるほどではありませんが、小学生の頃に社会科で琵琶湖疏水のことを教わります。京都タワーが見えないとどの方角なのかがわからず、山の上に塔が見えているので、これは昨年訪れた金戒光明寺と思われ、北の方角です。京都は方角の前に“洛”をつけて洛北・洛西・洛南・洛東、そして真ん中は洛中と呼び、洛東は東山区と東山区に近い左京区・山科区・山科区に近い伏見区あたりを言います。

寄り道をしてしまいましたので、先ほどのトンネルを通り抜けると南禅寺の少し手前に出られます。では、ご一緒に歩きましょう。
その道すがら“南禅寺別荘群”と呼ばれる別荘が眺められます。
元々、南禅寺の土地でしたが、明治時代に造られた別荘は現在15邸ほど現存し、南禅寺の北側と南側に集まっています。
私達は別邸と呼びますが、殆どが民間所有で、疏水の水を取り入れ、作庭家七代目小川治兵衛氏が手掛けた東山を借景にした名庭と建物群が別邸の要件で、似たような別荘を建てても、新しい物は別荘群には入りません。

DSC07317.jpg DSC07315.jpg
DSC07316.jpg
三大別荘と言えば碧雲荘・對龍山荘とこちら、山寺のようなこんじんまりした門構えのこのお屋敷、“何有荘”(かいうそう)は5000坪と想像のつかない広い敷地です。建設時から何人か所有者が変わり、途中、競売にかけられるいわくつき物件となり、存続が危ぶまれましたが、その後クリスティーズのオークションにより現在は外国人の所有となっています。

DSC07320.jpg
建築主は京都では聞きなれない法人で、所有者の代理人かもしれません。大がかりな改修工事を行っているようです。

DSC07319.jpg DSC07328.jpg
DSC07318.jpg
生け垣・塀・石垣と外回りだけでも様々で、ドローンを飛ばして内側を見てみたいものです。裏山に上がったら覗けるかも。
ハウスキーピングに“掃除・洗濯・料理”とありますが、ここは毎日“掃除! 掃除! 掃除!”かと思うと、まあー大変だこと。実際、住む所ではありませんけれど、“起きて半畳寝て一畳”と親が言ってたっけな。
ドリームジャンボ宝くじに当選してもとてもや購入できるお値段ではなく、別邸がお金もうけの道具にはなって欲しくないと願うばかりです。30億円で買って50億円で、100億円で売ると言う、価格がつりあがる鮪のセリのようにはなって欲しくないです。眺めるだけでありがたや。

DSC07327.jpg DSC07325.jpg
“お金持ちのにおいがする?” ウロウロしている宇治金時の姿、防犯カメラに映っているのだろうな。お屋敷の方が広いのでこちらが塀の中にいるような錯覚をします。
ガレージらしき所には造園屋さんの車があり、多分、毎日庭の手入れをされているのではないかと。手入れを一巡したら一年経っていたりして、また二巡目とエンドレスのような気がしますし、これだけの仕事を請け負う技量は造園においても京都が本流と言えるかもしれません。別邸の維持費だけでも年間億はくだらないとの噂もあり、実際の管理人は庭師さんと大工さんなのかもしれませんね。2年前にご紹介した無鄰菴は京都市の所有で公開されていますが、個人・法人所有の別邸は非公開ですので、興味のある方はインターネットで写真をご覧下さい。

南禅寺の前に行くところがあり、インクラインに沿って
DSC07102.jpg DSC07104.jpgDSC07105.jpg
左が料理旅館菊水、夜になると壁の“菊水”と名前の入った外灯がともり、和の風情が漂います。その左隣りも同じく料理旅館の八千代です。インクラインを渡り、二軒の表へまわります。

DSC07106.jpg DSC07109.jpg
八千代の表玄関前を過ぎて、その角を曲がって奥に進み

DSC07255.jpg
菊水へ行きます。

つづく・・・・
あっ、忘れてた。12月2日・3日夜9時からフジテレビで鬼平犯科帳ファイナルが放映されます。京都での長い撮影を終え、いよいよ中村吉右衛門さんの鬼平が名残惜しくも見納めとなります。どうぞご覧ください


スポンサーサイト
name:
url:
pass:

管理者にだけ表示

TRACKBACK