京都のシンボルと言えば・・・
11/20(Sun) 21:39|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
錦秋の季節となりました。いちょうが黄金に輝いていて、雨にふられず紅葉が長く楽しめたらいいですね。

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This is Kyoto 京都のシンボルと言えば京都タワーです。隣りに見えるのは東本願寺と京都駅ビルです。
四条通から南は宇治金時の行動範囲外なので、今までから限られた地域しか取り上げませんでした。上京の住人は近くでほとんどの事がまかなえるので、自然と行動範囲が狭まります。
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銃砲店からバスで烏丸丸太町まで行き、市営地下鉄烏丸線・丸太町駅から五条駅まで乗車し、烏丸通を南へ歩くとここへ着きます。道路が2本合流していて、右が東本願寺敷地内で、左が烏丸通です。浄土真宗東本願寺、通称お東さん、大谷派とも言います。
京都は浄土宗が多いので、私も含め本願寺(西・東)へ行くことはまず、ありません。
ここから西に位置する浄土真宗西本願寺の方が大きいように思いますし、西の本願寺派は龍谷大学を始め、龍谷大平安高校、京都女子学園の学校法人も運営しています。東京の築地本願寺もお西さんです。

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本願寺界隈は門徒さん達のお宿、仏具屋さんなど本願寺を中心にした町が形成されています。写真は仏具屋さんのショーウィンドにあったお人形です。

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東本願寺には渉成園と言う名勝地があり、京都の人にはこの呼び方よりも枳穀邸の名で知られています。
11月初旬でしたので、まだ、木々は色づいておらず

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池泉回遊式庭園といくつもの茶室と建築物から成り立ち

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写真右の滝はその昔、琵琶湖疏水の分水がここから取り入れられ、園内の池へと流れ込んでいました。本願寺水道は防火用水の働きが本来の目的でした。
蹴上から三条通、祇園から四条通は埋設管となり五条大橋を渡ってここへつながっています。知りませんでした。土地の高低差を利用して疏水の水がここまで運ばれていたなんて。池には琵琶湖で棲息する魚が見られるそうです(パンフレットより)
昔の京都の人って知恵があって、すごい事を易々とやっちゃいますよね。えらいよなぁ。

特別公開中にはお茶席が設けられ
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庭園を眺めながらお抹茶をよばれました。あんの入った押菓子でした。期待はずれ。季節感がなかったので、後日、我が家で飲み直し、お茶もいつもの味の方がよいです。

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瓦屋根の向こうには京都タワーの頭が見えます。実際には少ししか見えず、カメラではアップで撮ってみました。

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外階段の仕組みが変わっている個性的な建物は傍花閣。

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池に橋がかかり、東山三十六峰・阿弥陀ヶ峰を借景とするのですが、マンションが借景となり、京都市内はこういう状態が増えてきて景観条例ができたそもそもの原因です。鯉が好きなので色鯉がいなかったのはちょっと残念。今まで見た中で一番立派だったのは天龍寺の色鯉で、丸太みたいな胴体にこぶしくらいの大きな口をしていました。でも、今は天龍寺へ行ってもおそらく池には近づけないと思います。

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一度観たかった眺めがこちらです。カメラマン達がこぞって撮影するポイントです。太陽の方角により、見え方が異なると思います。
実際はもっと遠近感があり、手前が広く、タワーは遠く見えます。人間の眼で見て納得の景色です。京都駅の近くにあるのに外国人の姿はまばらで、日本の中の京都が感じられるおすすめの場所です。

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これは棟方志功の襖絵です。右の人のように本願寺は牧師さんのような衣服を着て、首からレイのようなものをかけています。基本、頭も剃髪していません。30才前後の若い人達ばかりで「こんにちは」と来場者にていねいに挨拶をされます。
入場の際は寄付金(維持管理費)を払います。受付の人は現金受領の日計表を作っていて、こういう所はしっかり管理しているのだな・・・と印象は良かったです。
昔は田舎から食い扶持を減らすために幼い頃にお寺に出され、つらい下積み修業に耐えて、一人前の僧侶になる苦労人のお坊さんもいました。
現代でも孤立する若者が増えていると聞き、まずは心のありようではないかと思います。心を開いて、人とのつながりを持てるよう、悩める人が宗教を通じて道徳心を育み、向学心があれば関連教育施設で勉強し、仏の道に進むならば僧侶と言う職業にも就けるような、老若男女問わず、助け合いの精神でお寺が受け皿になり、存在感を示し、観光客の銭勘定もほどほどに、もっと寺院は現実的な社会奉仕に積極的に取り組んでほしいと思います。

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昔は東本願寺も広大な敷地でしたが、都市化が進み、きこく邸は飛び地になっています。
西本願寺と東本願寺は元はひとつでしたが、教団内部の紛争から東西に分裂した(パンフレットより)と言われていて、秀吉が西本願寺に堀川通の領地を与え、西本願寺を保護し、その関わりが深く、東山、阿弥陀ヶ峰山頂には秀吉が葬られ、その麓の豊国神社に祀られています。大宮通より東の東山までこれら秀吉ゆかりの場所があった為、後に家康が西本願寺と豊国神社の間の烏丸通に東本願寺へ領地を与えたのは秀吉没後も天下人の権力を見せつけられる事に家康は快く思わなかったからではないかと歴史学者は言います。
茶道でも祖先は同じで流派が分かれ、作法が違うのと同じで、お西さんとお東さんにも違いがあり、例えば、「もんしゅ」の字体もお西さんは門主・お東さんは門首と書きます。
皆さん「御影堂」はどのように読みますか? 「みかげどう」「ごえいどう」「みえいどう」と、いくつか読み方があり、読み方を間違えたら信者さんに「この人よそ者」と気づかれるのでしょうね。お恥ずかしい話、国宝飛雲閣はきこく邸にあると思っていた私ですので、読み方なんて漢字検定みたいなもんですよ。

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西本願寺は今年、新門主となり来年春まで行事が続き、全国から何万人もの門徒が祝賀に参拝すると言います。

せっかく上京区から南下してきましたので、ついでに京都駅まで歩きましょうか。
きこく邸からは徒歩10分足らずで京都ステーションに着きます。
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久しぶりに京都タワーを間近で見ました。灯台をイメージしたタワーは昭和39年生まれ。宇治金時よりも先輩です。和ろうそくにも見えますが、町家の瓦屋根を波、タワーを灯台と見立てた叙景的建造物。高い場所から景色を見る時はまず、探すのが京都タワー。このタワーも完成当初は京都にふさわしくないとか、不評だったそうですが、今では堂々たる京都のシンボルですので、大切に見守っていきたいです。
以前ブログで「京都タワーまで抹茶色になったらどうしよう」と書きましたが、時々、抹茶色にもなります。と言うのは照明がLEDに変わり15色に照らすことができるようになりました。銃砲店からタワーは見えないので、私はまだ一度もカラータワーを見た事がありませんが、関連するWEBを見ると、タワーに色が付くだけで、なかなか京都もおしゃれに見えるじゃないですか。レインボータワー、気に入りました。
京都駅ビルに映る京都タワーは新しい鑑賞法。東京駅の丸の内、八重洲と同じくタワー側は在来線でこの反対側が新幹線なので、ここから新幹線は見えません。

バカと煙は高い所が好き? と言った人がありましたが、駅ビルの上は京都市内が見渡せます。フェンスがあるため綺麗に写真は撮れませんでしたが
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南の方角に京セラビルと伏見桃山城。手前に見える線路のようなものはおそらく阪神高速京都線だろうと。

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南西方向には稜線の窪みに蜃気楼のような物が見えます。肉眼では確認できませんでしたが、写真にははっきり写っていました。左の四角い建物があべのハルカスです。この方角は大阪平野です。すごーい、大阪が見える。そう言えばお天気がよければハルカスから京都タワーが見えるって言ってました。

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北西には左大文字です。お菓子の「みかさ」みたいに見えて形が良いと思いません? たまに左大文字は金閣寺の山と思う方がいらっしゃいますが、この山は民間の所有だそうです。

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東には霊山観音が見えます。ズームすると八坂の塔と顔まではっきりは見えません。フェンスの汚れもあり、綺麗に撮れませんでした。山の中腹の開けた所は多分、東大谷、東本願寺の大谷祖廟です。お盆の頃は万燈会で1万個の提灯が照らされ、夜でも墓参ができます。

まあ、こんな所で屋上から吹き抜けのエスカレーターで地上へ降りて行きます。
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こんな行列を見つけました。店名を見て「あーやっぱり」 祇園辻利です。茶房は都路里と書きます。若い女性に大人気の行列に並ばずして入れないお店ですけれども・・・うん? 若い男の人も並んでいるよな。流行のスウィーツ男子ですか?
本店は祇園、四条通に面していますが、ここよりもモーット並んでいます。確か東京にもお店があるはずです。茶だんごがあればお土産に買って帰るけど。
彼女が行きたいと言ったなら、行列に並び気長に待って、彼女に付き合ってあげますか? 私が彼氏なら? 「もっとすいてるお店、他にもあるやろ」と付き合わないな。

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駅ビルから撮影した二枚目な京都タワー。タワー自体は男性的であり、ボディは曲線的でバイセクシャルな印象を与える京都タワーは子供の頃から好きでした。中性的と言えば広隆寺の弥勒菩薩を思い出し、あれは男性なのか女性なのかわからないと聞いたことがあり、細くてやわらかな姿はタワーと似通ったセンスを感じます。
タワーの高さ131m(タワー本体は100m) モノコック構造(鉄骨不使用、特殊鋼板の円筒をつなぎ合わせる工法)
重量800tのタワーはタワービルの上に乗っています。もっと汚れているかと思いきや、お肌ツルツルの京都タワーはどのようにお掃除をしているのでしょうか。誰かに聞いてみよーっと。

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この日は紅葉シーズン前でしたので、駅の改札口は比較的すいていました。これが行楽シーズンになると人があふれ、京都駅もパンク状態になります。
駅の建て替えはいつだったか覚えていませんが、当然のことながら高さ・景観と論議がなされ、なかなか駅の建て替えが進みませんでした。でも、建ってしまえばもう誰もとやかく言う人はいません。国際歴史観光都市京都と自負するならばもっと規模が大きくてもよかったと思いますが。

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駅前はバスターミナルとなっていて、西側は定期観光バスが発着します。これは2階建てスカイバスです。雨の時は合羽を着てたみたいです。他にも京阪バスの市内定期観光バスがあり、この時間は全て市内へ出ていますね。

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長距離バスは駅の玄関に近い所に発着所があり、JRバスだけでなく、他のバス会社も運行していてUSJ行きもあります。新幹線八条口側にもエアポートリムジンや長距離バスの発着所があると思います。

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観光デパートのお土産コーナーで買った茶だんごをぶら下げてお家へ帰ります。いつも駅では走る宇治金時。発車間際に乗り込むので。東京駅でもホームを間違ったり、買い物が長引いたり、いつも駆けこんでいます。時間に余裕を持って・・・と思うのですが、ダメですね。
交通手段はJR嵯峨野線で二条駅まで帰り、後は歩く方法、地下鉄烏丸線で丸太町駅まで行きバスで帰る方法、市バスで千本通を北上して帰る方法と色々ありますが、京都駅の玄関を出た所から乗るJRバスがいつもの帰り方。
いなかのバスはおんぼろ車、と言っては失礼ですが、車内の床は木製と言う車輛がまだ現役です。北区衣笠の立命館大学行き、右京区もみぢの名所 高雄行き、周山行きと距離の異なるバスがあり、周山のある京北地区にとって市内中心部への唯一の公共交通機関です。おそらく赤字路線かと。それでも平日は京都駅からは15分に1本運行していて、電車同様定刻通りの発車で必ず座れますし、乗降客が少ない為、ほとんどバス停に止まらず快速並みで所要時間が短く、宇治金時のお気に入りバスです。25分あれば銃砲店まで帰れます。市バスでも帰れますが、いつも満員、所要時間も長く、かつ時刻通りに来ませんので乗車しません。
たまにお客様から京都駅から何番のバスに乗ればいいですか? と尋ねられます。その時はJRバスを案内します。市バスを案内しない理由はもうひとつありまして、京都市内には循環系統バスが多く、山手線みたいに同じ路線の時計まわりと反時計まわりの2種類があります。方角を間違うと目的地へは行けるのですが、かなり時間がかかってしまうことがあり、その説明が大変なので、ローカル路線のJRバスだと間違いありません。
京都駅ごときでえらい力が入った内容になりましたが、ここへ来るのは半年に1回くらいの割合ですので、ご理解下さい。
今度の日曜日は南禅寺へ行ってきます。景色が綺麗でしたら写真を掲載します。

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