夏の風物詩は
08/19(Fri) 22:58|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
前回のブログでは愚痴が出たため、タイピングの手が止まってしまいました。ブログが消化不良状態ですので、ネタ出しします。
いつもブログをご覧頂きましてありがとうございます。記事にまとめて拍手をして下さった方、いつも拍手をして下さる方に感謝申し上げ、現在、拍手は400を超えました。今日もつたない内容ですが、お付き合いください。

いつまで・・・いつになったら涼しくなるのでしょうか。
先日、四条烏丸で夕立ちにあい、雨宿り。オフィス街はどこでも、地下道でも雨をしのぐことができます。普段ならイライラする所ですけれども、その日は休日だったので、半時間もすれば日傘を差して歩けるかと、間抜け顔で雷鳴轟く空を見上げていました。
雷鳴を聞き、京都のあるお寺を題材にした「鳴神」と言う、鳴神上人に滝つぼに封じられていた龍神が天に昇ると、たちまち雷鳴と雨が降り出すというお芝居を思い出し、お芝居の中で龍神を解き放ったのが美しきお姫様で、上人はその姫にお酒を飲まされ、色気に惑わされ、今で言うハニートラップ的なストーリーが明解で、何度も見たお芝居です。故市川団十郎さんの鳴神上人が良く、雷鳴がだました姫への鳴神上人の怒りの声にも聞こえたりして、とかくこの世は色と欲・・・姫の口説きも勉強になりました。
不意の夕立ちに浴衣姿の女の子がゆかたの裾をつまみ小走りする姿をオフィス街で見かけると京都らしいのでしょうが祇園祭が終わった8月に昼間からゆかた姿を見る事はありません。

そして大雨と言えば今年の大文字送り火、右大文字は不発でございました。全く見えませんでした。
他は左大文字を始め点火できたようですが、宇治金時が見たのは船形でした。
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船底部分は何か遮っている物があり、いつも欠けて見えます。大雨の中、これだけ灯れば上出来です。点火前ににわか雨が降る事はあっても、今年はスコールみたいなものでしたから延期と思っていましたが、祇園祭と送り火は強行にやりますね。

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右大文字の良く見える場所は加茂大橋・出町柳です。鴨川に架かる加茂大橋は今出川通で、この橋の東側は左京区、西側は上京区です。ここから銃砲店のある上京区の南西は上京区を対角に結ぶ位置関係にあります。
橋を真っ直ぐ東へ行くと百万遍の京都大学、更に銀閣寺へと続きます。この橋を西へ渡ると河原町通があり、四条河原町から北へ進むと河原町今出川という交差点があり、出町とも呼びます。
この河原町今出川と言う所は宇治金時の好きな所でして、河原町通を北上し、賀茂川に架かる新葵橋を渡ると下鴨神社があり、新葵橋の手前から賀茂川の西岸堤防沿いに加茂街道というとても見晴しのよい道路があり、対岸の向こうに比叡山と東山が見え、自転車や車で走ると気分が晴れます。遠近感のバランスが素晴らしい眺望で、これは写真では無理です。今はわかりませんが、この加茂街道沿いには企業の保養所がいくつかあり、最近は嵐山や南禅寺などの観光地に保養所を持つところもあります。
元タカラジェンヌの加茂さくらさんはこの加茂街道の桜をご覧になったことがあるのでしょうか。
京都に住む者でも一寸法師のようにお椀に乗ってドンブラコ、ドンブラコと賀茂川(鴨川)を下ってみたいなと思わせる眺めの良さです。なぜ鴨川が好まれるかと問われると、水量が少ない女川(おんながわ)だからではないでしょうか。穏やかと言うかまろやかと言うか。

河原町今出川から西は北に同志社・南に京都御所と民家が数少なく、河原町通を南下すると鴨川を背に京都府立医科大学があります。
東西・北と3方向からバスが河原町今出川へ入ってきますので、アクセスが良くて、四条河原町までバスで10分程度で行けますし、加茂大橋を渡れば京阪電車出町柳駅があり、大阪へも直通で行くことができます。
市バスは京都駅、桂川の松尾橋、広沢池など走行距離が長い系統もあり、車中から京都観光ができます。
御所と鴨川を散策できる住環境が京都のステイタスとも言われていて、それを叶え、大学が近くにある為4つの銀行があり、烏丸御池でも4行も銀行はないです。商店街もあり、私が引っ越しをするならばここ、暮らしやすい所です。

下鴨神社方面から河原町通を南下し河原町今出川へ出てくると「あー、町に出て来たな」と言う気がします。だから出町と言うのだろうか?
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河原町今出川から一つ西の交差点は寺町今出川で、そこに立つ石標は宇治金時の背丈くらいある割かし大きな物です。
<東>下鴨・吉田・黒谷・真如堂・比叡山・坂本城
<北>上賀茂・今宮・鞍馬・大徳寺
<西>内裏・金閣寺・愛宕・北野・御室  地名の下には り・丁と距離が書いてあり、1868年に作られた物です。ここから目的地までの距離が記されています。
つまり、ここ出町は若狭街道(福井県)と白川越(山中越:滋賀県)の玄関口でした。若狭街道は別名鯖街道と言われ、福井県から魚などを運んだ道で、鱧は高級、鯖は庶民的と言うことで、今でも祇園祭以外の京都のお祭りではお赤飯と鯖寿司を用意します。
なるほど、なので河原町今出川は旧市街の入口。
この日、すれ違った男性に見覚えがあり、「誰だっけ? お客さんではないんだけど」 そうそうこの方は大蔵流狂言師茂山家のお一人でした。茂山家はここが地元です。

さて、河原町今出川界隈で知られたお店と言えば、一番に上がるのが豆餅の出町ふたば。他にもコーヒー販売の出町輸入食品、廉価衣料品販売の岸本屋、パチンコキング、こんにゃくの尾崎食品(すごくベタな京都)あらゆるお店があるのでお買い物には不自由しません。
そして、今出川通を少し上がって河原町通から寺町通までは出町桝形商店街アーケードがあります。京都でも数少なくなった商店街ですが
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先月の写真ですので、七夕飾りになっています。この商店街の東の入口から東方向、河原町通、更に向こうには賀茂川と開放的で自然と心地よい風が商店街へ流れ込みます。そのすぐ向かい青龍町にはパチンコ店などを全国展開するマルハンの元々の本社や種苗店、今は市営地下駐車場になっている所には昔、夜に中華そば屋さんの屋台がありました。

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商店街の中に阿闍梨餅を販売しているお店があり、ショーケースの上のベルを“チン”と鳴らすとお店の人が出てきます。近所の人達が3時のおやつを買い求めます。出町で豆餅と阿闍梨餅のはしごはどうでしょうか。

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スーパー玉出(ベタな大阪)みたいなこの果物屋さんは黄色・赤色・ピンク色で目が覚めます。商店街で一番目立つお店です。私同様、外国人も写真撮影。ここから商店街の西の入口である寺町通を下がると京都でただ一軒の猪肉販売をしている改進亭があります。この時期は店頭に猪肉はなく、ぼたん鍋と言えば兵庫県丹波篠山が知られていて、京都は畑かくさんや左京区大原辺りで食べられます。

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学生も多いこの辺りには飲食店や甘味どころも多く、みつばちはガイドブックにも紹介され、一度、行ってみたかったお店です。日曜日が定休なので、ようやく平日に行くことができました。お客さんは女子ばかりで、おばちゃんもコーヒーの代わりにあんみつを食べながら仕事ができる、ガールズチックな店内です。お持ち帰りもできます。あんみつにはあんずが入っていました。東京は船橋屋・みはし・村田商店としっかりした寒天に塩豆や求肥の入ったあんみつでどちらかと言うと好みは東京風ですが、京都は黒・白・抹茶の蜜があり、寒天もやわらかく特徴は白玉です。
今日はあんみつにしましたが、他にもパン屋さん、ケーキ屋さんもあり、おみやげに悩みます。

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加茂・賀茂・鴨・・・北地域では<カモ>の漢字を使い分けるのでややこしいこと。正しく使い分けができれば正真正銘の京都人です。上賀茂神社辺りに「かも」と言う氏の一族が住んでいたそうで、その関係なのかもしれません。
もう少し暑さがやわらいだら、下鴨神社、加茂街道、出町へとお出かけ下さい。

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お豆腐を崩したようなこれは京都の人ならご存知のくみ上げゆばです。乾燥ゆば、生ゆばは汁物やお鍋、煮物に使いますが、こちらはこのままお醤油をかけて食べます。湯葉を作る時の一番表面の部分で、京みやげとして好きな人には喜ばれます。
お盆の頃はお仏壇にお精霊さんの御膳を用意しますので、精進料理手抜きのひと品となります。こんなあっさりした物を食べていたら自然に体重は落ちるはずなのに、暑さゆえ、かき氷・わらびもち・あんみつ・くずきり・竹筒ようかん等甘い物に手を出してしまうので困ったものです。
今年はやたらかき氷が流行となり、全国どこもかしこも蜜にこだわり、京都でもきなこ蜜・白みそ蜜など目新しい物が続々登場しています。氷でも結構いいお値段で、利益率いいよな。
今回も新商品の紹介と北野天満宮の写真が載せられなかったので、次回に回します。さあ、明後日は近畿国体。朝3時台に起きられるか心配です。ガンバレ京都チーム。

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