うけないけれども続編
05/16(Mon) 21:30|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
中途半端は好きではないので、見る人の評価も構わず突っ走り、続編です。
15日日曜日は葵祭でした。葵祭は15日と決まっているので、今年は、日曜日とあって8万人もの人が観たそうで、甲子園球場の阪神戦よりも多い。子供達に初めて葵祭を見せようと4代目一家も御所まで行ったものの、歩道は歩けない、何重もの人垣て゜斎王代は着物だけしか見えなかったと言っていました。
京都御所から下鴨・上賀茂神社へと祭りの一行は向かうのですが、京都新聞を見ると何と歌舞伎俳優 片岡愛之助夫妻もお招きを受けたそうで、下鴨神社で斎王代とご対面。当ブログ「さくらファンタジー」で話題にあげ、こんな偶然もあるのですね。
葵祭の他、今宮・松尾・車折など市内はあちこちで神社のお祭りがありました。葵祭の京都御所は上京区で一行はお昼頃には左京区へ入るのですが、その頃には今度は北区から今宮祭の祭列が上京区に入ってきますので、丸太町通・河原町通・千本通と管轄する上京署は一日、交通整理にご苦労様でした。千本通も北行きが2時間程度、丸太町通から通行止めとなり、車が通らないとこんなに静かなものかと、たまにはいいな。車道を走り抜けたくなります。

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神社に各地から集合したランボルギーニ。お祭りの日の朝、北野天満宮の駐車場です。通りがかった4代目が撮影しました。
4代目は子供の頃、スーパーカーが好きで、ミニカーで遊んだ世代ですので、これだけ整列するとちょっと興奮したらしいです。「4000万円くらいするのもあった」と、フェラーリーは見る事があっても、あまり関西ではランボルギーニは見かけません。
ランボルギーニのエンブレムは牛。天神さんの神の使いは牛なので、交通安全祈願でしょうか。偶然にもラッキーだったね。

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京都東映太秦映画村からお越しになったのですか? ここは大徳寺です。大人になってからは初めて来ました。

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臨済宗大徳寺の名前を聞いたことがあると思います。千利休、一休和尚に沢庵和尚、織田信長の葬儀が行われたお寺として、わりかし有名です。京都には臨済宗のお寺は多く、禅面(ぜんづら)の特色を持っています。大徳寺は茶面(ちゃづら)と言い、茶の湯に深くかかわり、価値ある美術品を多数所蔵していて、お寺でありながら和の美術館のようです。他に南禅寺は武家面、建仁寺は学問面と言われます。禅寺と言うと座禅・托鉢くらいしか知りません。
ここは塔頭の数が20余りと敷地もそれほど広くありません。同じ臨済宗でも花園の妙心寺の方がもっと広大で、塔頭の数は大徳寺の倍以上、敷地は10万坪あり、ここは算盤面と呼ばれています。
樹木は松が多く、写真のような鐘楼もあり、

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左)こちらの塔頭には千利休と茶道千家のお墓があります。塔頭のほとんどは普段、中に入れず、限定公開です。今回は特別ということで国宝、狩野永徳などの障壁画、重要文化財の茶室、他に庭園や、新調した千住博氏の障壁画などを見せてくれますが・・・・勿論ただではありません。2000円で、小学生は拝観不可とあります。この金額が敷居を高くし、入っていく人も見かけませんでした。
他にも数軒が拝観対象となり、それぞれ500円程度払う必要があります。京都で無料で拝観できるのは御所・離宮など宮内庁関連施設ぐらいです。ひとつのお寺で二重取りも珍しくありません。

大徳寺はインテリ・贅沢な印象があり、茶の湯の「わび・さび」という質素な感覚と高名な茶道具やしつらえが不釣り合いに思え違和感があります。茶の湯はその時代、男子だけのもので、能と同じく時の権力者を始め豪商・武家・公家などがたしなみ、禅の思想を茶の湯に取り入れ、茶の湯は身分の高い人たちの社交場だったようです。足利将軍の北山・東山文化が贅をつくした物を好みましたから、茶の湯に関わる人たちも道具や美術という、形ある物にお金をかけたから今もこれだけの品が時代の遺品として残っているのかもしれません。
この寺は文化財の宝庫で、あまたの国宝・重要文化財があります。拝観料は寄付と思えばいいのでしょうが、その価値がわかるようになり見たくなったら、またここへ来ようと思います。
国宝だから秀逸であるという先入観で見るだろうし、まだ働いて税金を納めるわが身には別世界で、その価値を現代人はどこまで理解できるのでしょうか。こんな屁理屈を言っていたらお坊さんに「喝!」と言われそう。

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大徳寺では有名な三門、金毛閣です。はい、ここの二階には利休像があり、門を通った太閤秀吉が利休像の雪駄に踏まれる形になり、太閤さんの逆鱗に触れて利休は切腹した、というお話です。三門も開かずの門で近づけず、利休像もどんなものかわかりません。
井戸茶碗「喜左衛門」も歴代の所有者の何人かが病にかかったということで、毒が塗られているという噂。これが本当なら、松平家からこの寺に渡って以降、この茶碗は一度も使われていないのか。このような言い伝えを聞くと、見たいと思う人もあるかもしれません。
ゴテゴテした景色ではなく、凛と空気が張りつめた敷地内を通り抜けて、また、いつか来る日があれば。
そうそう、寺社へ犬を連れていくことは遠慮しがちですが、ここの小道は昼間に限り犬の散歩OKです。

ヘタクソクラブ5月例会の京都小川珈琲のアイスコーヒーはおいしいと評判でした。スーパーの量販品より少し上等な感じがします。京都の人はコーヒーにもちょっとうるさくてコーヒー店で豆を購入します。
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今日のお土産は船岡山バス停近くにあるはしもと珈琲さんです。豆は船岡ブレンド、むらさきのブレンド、北大路ブレンドなどオリジナルコーヒーの種類が豊富です。写真のアイスコーヒーのお味は「飲んだ時は渋みがあるが、後はさっぱり」と四代目。

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コーヒー豆の販売がメインのお店で喫茶もあり、この日も外国人の団体さんが喫茶を利用していて、今宮神社へ行けば? と言ったら金閣寺へ行くと。放火されてそっくり燃えてしまい昭和30年にできた金閣寺に行きたいわけ?  まあ、外国人はビジュアル重視ですから。京都の人は金閣寺へほとんど行くことはないでしょう。

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はしもと珈琲が通好みと評される理由は・・・・イノダコーヒの元店員さん達が経営されていまして、コーヒーを知り尽くしたプロ中のプロです。銃砲店の先代がイノダ時代から知り合いなので、お店へ伺いました。はしもとさんだけでなく前田珈琲や高木珈琲も同じくイノダコーヒの従業員さんが独立されたお店です。
今は企業になったイノダコーヒですけれども、初代社長のお店は京都にコーヒー文化を根付かせ、多くの人が集うサロンのような存在で、何人もの店員(弟子)さんが独立し、珈琲道イノダ流家元は茶の湯にも似かよっている気がします。
そして写真のこの方、イノダコーヒーの初代社長さんよりも知られた猪田彰郎氏は社長さんの甥で、この道一筋、コーヒー伝道師としてイノダの味を守り続け、毎日、三条店で常連さんを迎えて、一杯のコーヒーが取り持つ著名人との交流やその交友関係は高倉健を始め華やかです。 今はもう現役を退かれて、時々講演や実演をされています。
その猪田さんのオリジナル、アキオブレンドがこちらで販売されています。三条店を贔屓にされてた人は懐かしいでしょう。 ふと、猪田さんが利休に思えた。ありふれたお茶とコーヒーなのに、それをひたすら極め沢山の人たちから称賛を得た人なんだ。

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図の左上のブルーの〇が今宮神社で、その参道を南へ行き鳥居の左角の青丸がはしもと珈琲です。わずかこれだけの散策でしたが、色々な事が感じられました。

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これはナーンだ? これは左大文字だ。大徳寺辺りの北大路通を西に歩くと正面に大文字が望めます。写真は狭まって見えるので、実際はドーンと、もっと大きく見えて、上り坂を大文字に向かって車で走るのが好きだ 山と言うよりかは丘みたいな低い山で、千北辺りが京都駅付近よりもかなり標高が高いので、低い左大文字送り火は南からでも見えます。大文字と言えば右の方が知られていて、案外どこからでも右は望めますけれども、左は西大路通と北大路通からくらいしか見られません。
鴨川から船岡山辺りまで北大路通の散策もいいですよ。しんどくなったらポイっとバスに乗れますし。
2回にわたりましたが、最後までおつきあいありがとうございました。
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