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京都府クレー射撃協会へいらっしゃい
04/01(Fri) 23:21|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
3月最終日曜日は三重県上野射撃場での京都府クレー射撃協会の会でした。今回はクレー射撃協会に入会しませんか? と・・・会員同様6ラウンド3000円で撃てるということで、会員外の人も参加しました。日本クレー射撃協会の年会費も15000円となり、本部主催の公式大会も参加料が上り、「撃つ数は前と同じなのに値段だけあがってどうなってるの? 金持ち相手にしか考えてへん。それで、役員の報酬が増えてたり、何に使われてるかわからんかったら許せへんで」と不満がこぼれます。益々、会員の数が減る。あれもこれも値が上がっても地方協会には何もありがたいことはなく、このように一人でも会員を増やそうと努力をしています。全国どこを探しても3000円で6ラウンドを撃てるなんて所はありません。これは今回限りです。そして早速、入会手続きをしてもらい、ひとり・ふたりと仲間が増えるように地方協会は地道に活動しています。
さて、この上野射撃場は伊勢志摩サミットの開催に伴い5月19日~27日まで臨時休業となります。

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既に警察庁からサミット他、大臣会合などが4月~9月まで各地で開催されるため、このようにスケジュールが組まれてます。幸い今の所、京都は該当しませんが、会議のついでに京都へとなると急遽、自粛要請となるかもしれません。
既にサミット会場周辺では道路に検問所が設けられたり、狙撃訓練など海でも陸でも毎日予行演習がされていて、今、抗争になっている団体に関わる面白い話も地元の人から聞きました。

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今日は若いビジターを迎え、「人数が増えて嬉しいですね」と。

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今年は・・・ベストも一新、PILLAのピンクカラーはオレンジクレーが見えやすいとのことで、ちょっと拝借し、実際クレーを見てみました。確かにクレー飛行が尾を引くように見えました。

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兄貴分のイッ君に追いつけ、追い越せ・・・と、スキートよちよち歩きの弟分の視線を受けて、今年もスキート三銃士スタートを切りました。トラップは背面からの撮影ですけれども、スキートの射手はカメラが視野に入るので、申し訳ないなと思いながらも少しの間撮らせてもらいました。ご協力ありがとうございます。

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左)大先輩もテクニックでは三銃士に負けません。
右)今年から本格的に公式大会に参戦です。三銃士を脅かす存在となるか。

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休憩も取りながら・・・・おそろいで何を見ているのでしょうか。射台ではとことん納得いくまで練習をする皆さんです。

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トラップの方は首をかしげる人もいて
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中には他県の国体選手にアドバイスを乞い、課題を与えて練習をする人もいました。
見ることも大切なことで、ある他県の国体選手はお年は若くはないものの淡々と撃たれていて、驚くような撃ち方でもなく、コンパクトで、射撃のリズムがあり、国体代表になるかどうかに絞っているよりもその先の国体や大きな大会で満足できる成績が残せるかに焦点を合わせているような次元でした。
舞台に立つ俳優で例えるならば「本番が稽古であってはいけないし、毎日、本番が稽古の感覚でも困る」 自分の射撃ができたか、今日の内容に納得ができるかを考え、ある人は「朝から夕方まで数は撃たなくても身体と頭を使って練習せよ」と言います。これぞという所で結果がでるように練習を積まなければならないと思います。
スキートではスキートビギナーに「お金と時間はあるか?」と質問をされていたそうで、その意味を説明するのに良い題材がありまたので、これからお話します。

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これは射撃場に掲示されていたオリンピック代表 中山選手のロンドン大会後のインタビュー記事です。大変長いので、全て掲載することができないため簡単に内容を書きます。

過去に3度のオリンピックに出場し、最高は北京の4位。ロンドンで予選落ちした後、自分以上の選手や指導者がいない現状に限界を感じ、世界との距離の縮まらないことに焦りが生じ、Giovanni選手(イタリア シドニー銅メダル アテネ・北京銀メダル 女子トラップロンドン金メダリストRossiの指導もしていた)に指導を乞う。
自分が成長するためには現役選手に指導をしてもらい、トレーニングの雰囲気・試合の流れと組み方・一流選手と同じ空気を吸ってレベルアップをしたいと願う。そこで所属する会社へ相談し、3ヶ月の間にトータル30日間にわたってイタリアで合宿を行った。
たちまちその成果は世界選手権銀メダルという形で現れ、メダリストRossiの背中を一気に捉えることができた。
合宿ではコーチに銃の運びが遅く、動きが無駄だ、点ではなく線で追いかけろと言われ、今までクレーが出る時の“しゃくり”が当たり前と思っていたが、コーチからダメだし。日本と世界との常識のギャップに混乱したもののこれが世界の常識ならば従うのみ。フォームの矯正はうまくいかず、一日中意識して練習に没頭し、暑さで頭の中が真っ白になったこともあった。そして驚いたのがコーチの練習量。とにかく数を撃って自信にしていく。当時の中山選手は一日250発程度。コーチはその練習量でオリンピックに勝とうとしていたなんてすごいね、と言った。ウォーミングアップ代わりに自身の銃を50回素振りして射撃に入る。苦しい時に撃つんだ。どう立ち向かうかが大事なんだ。求められたものは気力・体力・集中力。コーチは試合中にアドバイスをすることはできないが、思い出してほしい。僕は必ず後ろに立っているから安心しなさい。君は一枚一枚のクレーに集中しない。この安心感が集中力の向上となり、トップレベルの勝敗の分け目は技術ではなくタフな精神力だ。精神力の強さはこれでもかというトレーニングの上にあり、ここまでやったという自信がなければ精神力はついてこない。イタリアで撃ちこみ、自分を追いつめてようやく技術と精神力の良いバランスが取れたのかもしれない。でも、時間が経てば忘れてしまう。でも、Rossiに勝ちたい。年齢は13才も違い、彼女は強いし、勝ち慣れている。だからこそ彼女を阻みたい。新たな目標ができた。

はしょっていますので、わかりにくい点はご容赦願いまして、中山選手は学生時代ソフトボールの選手で、ある企業からクレー射撃でメダルをとる為にスカウトをされ、射撃の世界へ飛び込んだと聞いています。始めた頃は短期でイタリアで射撃を学び、ダブルトラップの選手として京都府射撃場の本部公式大会で初めて見た時の姿が今でも思い出されます。まだ20代前半だったでしょうか。元気いっぱい“おはようございます。よろしくお願いします”と、あいさつし、関西のおじちゃん連中に「あんた、元気ええな。関西の人はみんなええ人ばっかりやし、何かあったら言いや」と、なめてかかった感がありましたが、彼女のパワフルな射撃を見て、衝撃波を受けたようにみんな目を丸くしました。特にダブルトラップでしたのでスピード感がちがう。それと、撃つ前のウォーミングアップは軽くジョギングをしてストレッチをしてと、今までこんな入念にするシューターは見たことが無く、大抵、休憩中は車で待機して、撃つ前には挙銃練習をするくらいで、彼女を見た時にクレー射撃も変わるなと直感しました。

本部公式か日本選手権か定かではないのですが、まだ、この頃は女子は女子ばかりで射団を組んでいて、女子はなぜか仕切りが長く、1ラウンドの所要時間が長いという時があり、役員の人が“ストップウォッチ持って行って来い”と、待機中の審判員を射台へつかわし、タイムを計るということがありました。前の射手が撃ち終えてから何秒以内に次の射手が撃つというルールがあるため、オーバータイムになると警告がでます。前の選手が撃ち終わっても、次の選手は射撃体勢に入らず、じーっとしている場合もあったんです。集中力と言えばそうなんですけれども、挙銃の早い私にはハテナ。じれったく思ったのか中には男子と混合で撃たしてもらえないかと役員に相談する女子選手もいました。そんな時代に現れたのが中山選手でした。

中山選手の取材記事の中で、コーチがアドバイスはできないが、後ろに立っているから安心しなさい。というセリフの意味がいまひとつよくわからなかったので、動画、Giovanie e Campioni BERETTA あるいは Beretta Giovanie Campioni 2014をご覧になればそのコーチングの様子、そしてRossiも見られます。若いオリンピック女王がジュニアたちに熱心に指導する姿は緊張感のある、まさに英才教育、アカデミーです。

中山選手は明確な目標を持ってリオオリンピックまで来ました。好きだけでは続けられず、簡単にここまで辿り着いたわけではなく、この記事を読んで、ブログをご覧の皆さんにも私と同じようにうかがい知れない彼女の横顔を見て、リオ大会を応援してもらえたらと、気が付けば日付が変わっていました。ブログに手をつけると“もうこんな時間”と集中しています。ただ、射撃に対してはこれだけの集中力は無く、欲も無く、点数を追わない射撃をしていて、体重増で安定感が増したのか、昨秋から射撃フォームを見直したところ、今のところ良くなった実感があり、スタンス・肩つけ・目の位置はOK、あと、ほお付け・重心のバランス・引き金のタイミングを加減していきます。元々、自身の撃ち方があるので、大きく変えることはできませんが、少しの違いで撃ちやすくなるのは射撃ではよくあります。

年をいくと若いころと同じ撃ち方では通用しなくなったように感じ、競技者においてもベテランの域に入ったから余分な物が削ぎ落とされていくようにも思いますが、先の気力・体力・集中力も衰えてくるのはやめません。そのマイナス部分を補うために若い頃には必要でなかった事にも手を入れたり、努力をしなければならない事も出てくるように思います。と言いましてもクレー射撃は他のスポーツに比べて現役が長く続けられる競技ですので、年齢に関係なくあっと驚く選手がどんどん登場してほしいと思います。

先のブログでは桜とともにほんのり色香る話も取り上げました。この類いの話ははっきりいって際どいです。ひとつ間違えば下品になりますから、ブログではあれくらいが落ち着き所です。我が家の庭に来るキジバトにも三角関係が生じているようで、芸能界に限らず、奥様をいたわりましょう・・・と言う趣旨をご理解下さい。宇治金時は口はひとつですけれど、耳は5つくらいある気がして、様々な事が耳に入ってきます。

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上野射撃場の近くでいつも見かけるキジ。道路から50mくらいの距離で口笛を吹いても反応なし。FXサイクロンなら一発必中だな。

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いただき物です。その一は泣く子もだまる京名物 加茂のみたらしだんごです。京都では知らない人が居ないほど有名です。下鴨神社の東側にお店があり、その名の由来は後醍醐天皇が下鴨神社の御手洗川の水の泡をひとつ、よっつと見立て、串にささった一つ目と二つ目のだんごの間に隙間があると言われています。他に5つのだんごは人間の五体を表していて一つ目は頭なので離れて2つ目から5つ目は手足と言う説も。このように素朴なおだんごにも言い伝えがあるあたりがいかにも京都らしいです。そこらをうろついている猫でさえも歴史を引き合いに説明できるかもしれない京都人。おだんごをよばれて、クレーも串刺しといきたい所です。
その二、春は就職シーズン。銃砲店にお越し頂いた人からおめでたいお品を頂戴しました。このお酒を飲んだら頭が良くなるかな。皆さまありがとうございました。

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来週、コバヤシ君が出張に出るのでお土産は何がいいかと、たまたまTVで八つ橋を見たので、これだ。そばぼうろ同様、京都の人はわざわざ買って食べることはないのではと思いますが、修学旅行生のお土産としても京土産の代表格です。皮だけは生八つ橋、あんをくるむと八つ橋なのか、お店によって呼び方がちがい、写真はおたべのミニサイズこたべ。食べきりサイズ5個入で空き箱が再利用できそうです。これは春の桜バージョンです。

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銃砲店から歩いて1分の所にある、平安京大極殿跡。平安時代の中心地がここでした。2本の桜は古く、桜が咲くと散歩の人も増え、十分、桜を満喫できます。

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近くのお寺の提灯と夜桜。常連さんに明るく写るようカメラの調整をしてもらって何とか撮れました。

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庭にくるメジロ。しだれ梅の時のメジロとはちがいます。メジロは止まっている時が無いので撮るのが困難。うぐいすとめじろを間違える人もいるらしく、声は断然ウグイスが綺麗ですが、ほとんど人に姿を見せないそうです。

さあ、ヘタクソクラブ例会です。先日、河原町で面白い物を見つけましたので、これを出します。
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千葉県産 常温保存 汚れたら洗濯 使用期限はやぶれるまで。どなたがお持ち帰りになりますか。
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