気はこころ
01/15(Fri) 22:22|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
お正月気分も抜け、落ち着いた日常になりつつありますが、今週は4代目が不在の事が多く、鉄砲屋の主人だから“鉄砲玉”という事ではなく、「店、大丈夫かな」(自分が不在で)と気にはしていたようです。でも、店は店長とお局さんが待機していますのであるじが居なくても大丈夫、仕事もはかどっています。
そんな中、常連さんが「旭エスケービー、やめるんやてな。アポロ大会も無くなるんやな」と残念そうでした。既に昨年末、小売店には今年で業務を終えるとの連絡があり、私どもでもアポロスペシャル・ナイキ・アスカ・スリリング・VIXご愛用のお客様へ装弾を順次、切り替えて頂くようお願いしていきます。ただ、VIXの9号以外は在庫を確保しておりますので、しばらくの間はお買い求めいただけます。
大手メーカー3本柱のひとつである旭エスケービーとは私共も2代の長きにわたり取引をしてきまして、お客様との信頼関係同様、信頼できるビジネスパートナーを失うことは残念でなりません。大阪支店時代からの担当者さんの顔が思い出されます。
銃砲業界はたまたま今、少し持ち直して潮流に乗っているだけで、業界自体は縮小傾向にあります。メーカー・卸会社が安定しなければ小売店も影響を受けますし、最終的にはお客様へご不便をおかけすることにもなります。
今のところは教習射撃や技能講習制度があって射撃場も助けられる部分があり、狩猟者を増やす活動と有害鳥獣駆除のお蔭もあり猟銃や装弾が売れていて、自力では苦しいのが正直なところです。銃砲・火薬店だけでも、射撃場だけでも業界は成り立たないですし、卸会社・小売店・射撃場とどれかが一人勝ちするのではなく、それぞれの立場を尊重しながらお客様へサービスを提供していけるよう、いずれにおいてもできるだけ数が減少しない事を望みます。
そんなことで年頭から気が重いのですけれども「気は心」をモットーに仕事をしていこうと思います。
最近、シューティンググラスの引き合いがありまして、度入りレンズも可能なため、私共ではデコットをお奨めしております。白いクレー・オレンジクレーに対応するカラーということで、参考までに写真を撮りましたのでご覧ください。

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何色かある内のこの4枚、左からマグカラー・ターゲットサン・バミリオン・ターゲットオレンジ。

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オレンジと白の対象物はこのふたつです。

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新色マグカラー、色が濃いので暗めで、白とオレンジのコントラストはくっきり。このレンズで信号は見ないでくださいとのことで、実際見ると、黄色と赤色の識別が難しい感じです。

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ターゲットサン 白いクレーに適していると言われ、白が浮いたようにみえますが、オレンジは上のマグカラーと比べると違います。

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濃いローズ、バミリオン。赤みが強くでます。

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ターゲットオレンジ ちょっとイエローがかったような明るい感じです。オレンジ色はよく見えます。同系色なのでオレンジ色が増幅されるのでしょうか。
白・オレンジの両方を見るには難しいですが、デコットは替レンズがありますので、2色持つ方もあります。
お客様はオークレーでもそこそこの価格しますしね・・・と、デコットは特に価格が高いということもなく、どなたでもフィットするのも特長です。

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デコットには“偏光”加工がオプションでできます。左は光の反射で無地に見えますが、偏光レンズは光の反射を除き、一定方向の光しか通さないため、画像が見えるという魔法のレンズみたいです。(このレンズはグリーン色)
興味のある方はサンプルレンズをご用意しておりますので、ご自身の目でお確かめ下さい。実際のクレーで試してみたいというご希望があれば、京都笠取国際射撃場へも持ち出し可能ですのでお申し出ください。

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こちらはカールツワィスレンズを使ったPILLAという高級シューティンググラスです。レンズが3枚セットになっていて、カーブレンズがサイドの視界をカバーできるのでスキートをする人に好評です。「PILLA、いいよ」
詳しくは田上商店HPをご覧ください。

年明けから金融市場は混乱し、為替も円高にふれ、外貨での代金決済を予定よりも早めることになったり、ガソリンや灯油が安くなることは経費圧縮でありがたいのですけれども、中国がどうなるか・・・観光にも影響が出るのではないかとささやかれ。
そこで、昨年、仕事で中国を訪れる日本人ビジネスマンとお会いした時のお話をしたいと思います。
我々の持つ中国のイメージとは?  率直なところ“お金持っているんだな”って。そんなに裕福そうに見えない人たちが家族連れで京都へ来ているんですよね。平均的な所得階層というか、その上ね、あんなにたくさんの物を買ってお金を使うのですからね。
中国は日本以上に歴史のある国ですから、国民は国内に目を向けないのかな・・と思ったりするのですが、“安全”というキーワードで中国人の消費意識がわかります。「中国人はね、中国のmade in Japanよりも日本のmade in Chinaの方を信用する」と言うのです。何とよくわかる。自国民を信用していない。ミネラルウォーターのペットボトルにぼうふらが浮いていたら、日本なら一大事なのですが、中国では“ぼうふらが死んでないのだから水を飲んでも大丈夫”と言う人がいるそうで、ぼうふら以上に恐ろしいこともあるということでしょうか。りんご1ヶが1500円とか輸入品はとても高価で、それでも“安全”を求めて米など食品は日本の物が好まれます。

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ピーコックの魔法びんは中国人が好み、日本企業でも粗品によく使う品だそうです。来日した中国人は電化製品をいくつも持ち帰り、2倍の値段で売るらしい。やっぱりな。中国国内では日本商品は価格が高いため日本で購入し、中国は他国でお金を使うよりも自国で使ってもらいたいとのことで、その内、日本製品を販売するショッピングモールのようなものができるそうです。中国の人口は13億以上、日本の食品や製品が掃除機のようにどんどん中国に吸い込まれていくのかと思うと、日本の国自体も吸い込まれそうな勢いですよね。そこで、経済発展を遂げて共産主義が保たれるのか、ロシアみたいにならないのか? と素人は思うわけですけれども中国は政治は一党主義でも経済は開放なのでロシアと同じようにはならないが、国民の統制がとれるかどうか、と話されていました。日本語も難しい言語のひとつですけれども、中国語も難しいですよね。言語が難しいという事は習得する能力も高く“論語”もしかり、優れた国民だと思いますし、日本とは比べ物にならない悠久の歴史があり、皇帝の時代などは威風堂々とした中国の風格を感じます。しかし、今は大気汚染でもその怖さを知らない人も多く、過去の事故などを見てもずさんな所が目につき、この国大丈夫か? と心配してしまい、13億人の国は世界の大国になりつつもそれに見合う格が備わるかどうか注目するところです。
とか言っても、我々の仕事は中国に商機などなく、一般人は猟銃の所持を認められていないようです。

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こちらも最近、輸出量が増え、益々価格上昇している京都牛。少し前までは“おいしい”が支持される理由でしたが、今は先ほどの“安全”なのだそうです。お得意様が年始のご挨拶に“うちのお肉食べて。お肉食べんと元気になれへんで”と自前ではよばれる事ができない上質なお肉です。ご好意でヘタクソクラブにもこちらの牛肉を使わせて頂いております。気になる価格ではありますが、今年も予算の許す限り例会で使いたいと思います。価格が上がり続ければ日本の牛肉が海外へ行き、日本人は輸入肉を食べるなんてことが起きるかもしれません。

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お正月が終わると十日えびす。親戚の人がこんなものを買ってきてくれました。象みたいな顔でかわいい。中は餡で、鍵甚良房(大和大路四条南入)製です。こんなお菓子は知りませんでした。近頃、食べ物の話ばかりなので“宇治金時にエサを与えないでください”と4代目がたしなめます。
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