暖かい師走
12/15(Tue) 12:25|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
この時期、夜はマフラーに手袋が必要なのですが、コートをはおるだけの今年は暖かい年の瀬を迎えております。
年内は30日水曜日まで営業、新年は5日火曜日より営業いたします。既に30日からお休みと誤ってお知らせしたお客様にはお詫びいたします。カレンダーの関係で年末・年始を一日ずらす予定でおりましたが、いつの間にか例年通りとなってしまいました。

今月初めの小林銃砲火薬店謝恩射撃大会には67名ものお得意様のご参加を賜りましてありがたくお礼を申し上げます。この時期は猟期とかぶるため、お越し頂けない方、また、この日の猟はお休みにして射撃会にお越し下さった方など、今年一年、ご愛顧賜わりました皆様へのささやかな感謝の集いでございます。オープンにもっと多くの方にご参加頂きたいところではありますが、参加者が多すぎますと撃ちきれない状況となるため、誠に勝手ながら限定的に開催させて頂きました。
「楽しい一年でした」 「小林さんの会は行かなあかん」 と言ってもらえると、こちらもとても嬉しい気持ちになり、もうけさせて頂いた分はお客様へ還元し、今回は皆さんに賞品と抽選の2点をご用意しましたので品数はゆうに100点を超えていて、会場へ運び込むのも大変でしたが、笠取射撃場担当の小林君が頑張って運んでくれました。今年もこのように盛会に謝恩大会を開催できましたこと、従業員一同、改めて感謝申し上げます。

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今年、新しく銃をお買い上げ頂きましたお客様の一部です。他にも何人かいらっしゃいましたが、写真が撮れず残念です。

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何々? どうした? 「昨日、山へ行ってて、ソリをひいてるんか、言うくらいシカがゆっくり目の前に下りてきて、引き金ひいたんですけどね、あきませんでした。来週、また、行ってきます」 年内にヒットするでしょうか。

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スキートは一位同点となり、お二人には4番ダブルを撃ってもらい、右の方が一位となりました。

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トラップ国際射面とアメリカン射面の間には大きな山茶花? が満開でした。去年は気が付かなかったのですけれども、冬のお花見に射撃もいいものです。

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少し賞品の紹介を。大した品ではありませんが、新米・シクラメン・清酒・メロン・ブドウ・焼豚・牛肉・カニ・ハマグリ・毛布と当初の予定数を上回ったため、表彰式までに会長が賞品の買い足しに行きました。
アメリカントラップの皆さんには一部、国際トラップへ移動して頂くことになり、また、国際トラップ並びにスキートの皆さんには表彰式まで随分お待たせすることになり申し訳ありませんでした。
来年は3月からヘタクソクラブが始まりますので、ご参加、心よりお待ち申し上げております。

前回のブログから少し間があいてしまいました。ブログをご覧頂いたのでしょうか、スコープは売れています。スコープとひとくちに言いましてもそれはそれは種類が多すぎて選定も大変です。店頭にあるものに限らず、お客様が欲しい物を注文してもらうといいです。使用用途により、無理が生じる場合はアドバイスをさせて頂き、お客様に最適のスコープをご提供したいと考えております。

12月に入っても修学旅行の中学生を見かけます。この間も銃砲店から西へそのグループらしい子たちが歩いていて「二条城はどこですか?」と尋ねられ「こっちじゃないよ」と道順を教えると「ありがとうございます」と大きな声でお礼を言ってくれました。他にもバス停で地図を片手にキョロキョロする子たちもいて。そんな様子を見ていて感じたことは・・・その1 わからない時に尋ねるのは決まって女の子である。 その2 教えてもらって“ありがとうございます”と皆でお礼を言った後はダッシュする。
女の子の方がしっかりしているとかおませ、と言われているせいでしょうか,男の子は女の子に従っている様子。そして、ダッシュするのはバスや電車が来るかもしれないから急げっていう事なのでしょうか。タクシーやバスで観光地を回るのもそれはそれで良いとは思いますが、地図を見ながらひとつ角を曲がるだけでも風景がちがうので、グループ行動で観光をするのもそれぞれに印象的な思い出が作れると思います。限られた時間でも多くの楽しい時間を過ごしてもらいたいと思います。
外国人はスマホで道を尋ねるので、通り名も英語表記なため老眼には「view up」と画面を大きくしてもらわないとわかりません。バスにも間違って反対方向に乗車する外国人も案外多く、運転手さんも慣れたもので、親切に対応しています。言葉の壁がなければもっとたくさんの人が教えてあげられるのでしょうが、今では翻訳ツールも機能が向上して、外国語が話せなくてもスマホに話しかければ自動的に外国語に変換して音声で相手に伝えてくれるそうでして、これも瞬時にできるようになれば通訳も必要なくなります。となれば、文明の利器を使いこなせれば小学生から英語学習をする必要はあるのだろうか・・・・と、今さらながら思うのです。

歌舞伎の魅力をお伝えするのも私の役目のひとつでして、顔見世興行まっ只中。ここからは歌舞伎のお話となりますので興味のある方はお読みください。
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一年に一回、京都の人はTVでこのまねきを見ることと思います。毎年同じに見えますけれども、出演者は違うのでまねきの役者名は毎年変わります。そして、よく話題になるのがまねきの字体。勘亭流というわざと字を潰した字体は隙間を無くすことで客席もすき(空き)なくとのげんかつぎなのですが、字がつぶれすぎて読めない。代々、書く人が変わっていて、昔はもう少し読みやすかったです。大きさは宇治金時の身長以上あるもので、これでも40枚以上並んでいて、30年くらい前はもう少しまねきの数が多かったように思います。お目当ての役者さんのまねきもその頃は「どこにある?」 と探したものですが、今ではど~んとセンターに位置していて、ご本人は「はずかしいよね」と微笑まれます。歌舞伎は年功序列制で年齢があがると、いい役が付くと思われがちで、若い役者さんは上手くなくても芸が未熟で済まされますが、幹部役者さんになると顔見世の目の肥えたお客さんに「大根役者」か「千両役者」か評価されます。食あたりの無い大根は「当らない」という意味で大根役者。なので、役者は一声・二顔・三姿と言われるものの若いころから熱心に芸に励む人、とそうでない人、ローマは一日にしてならず。役者さんも同じかと。
顔見世の歴史はさておき、「東西合同大歌舞伎」と言われる所以は落語のように昔は江戸と上方それぞれに歌舞伎興行があり、顔見世はその東西が一緒になって行った事の名残りです。早くに上方は衰退し、現在は東京のみとなっていますが、上方歌舞伎は片岡仁左衛門さん・愛之助さんの一門と中村鴈治郎さんの一門が今もその芸を継承していまして、皆さんは毎年顔見世に出演し、歌舞伎のあらゆる演目プラス上方歌舞伎の演目、代表的な物では近松門左衛門の心中物などを演じられます。歌舞伎と言えば堅いセリフと思いがちですが、歌舞伎でもやわらかい関西弁のお芝居があることは一般にはあまり知られていないようで。今は上方と言えば藤山直美さんですかね。

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ここ数年、襲名披露が続く顔見世で、今年は中村鴈治郎さんが4代目を襲名され、その際に必ず劇場にはこんな大きな(一辺1mはある)祝い箱が展示されています。祝幕壱張。これはワコールから鴈治郎さんに贈呈されたもので

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中味はこちらです。鴈と菊が染められた図柄です。

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昼の部の演目4本とおみやげに持ち帰った1cm角の紙。この紙は何に使う物でしょうか? 1本目のお芝居の中で雪が降り、その雪がこの紙です。何十分もの間、天井からこの紙がフルフルと舞台と客席に舞い落ちてきます。まるで蝶々がひらひら舞うかのように。小さな紙にすぎないのに歌舞伎の演出に感心です。舞台に近い席だったので、どうやって降らせているのか覗いてみましたが、見えず。これ、毎日毎日すごい数の紙を落とすわけでして、回収して再利用するのか、やはり根気よく作っているのだろうか、とか、間近にいるお囃子さんの様子とか役者さんの目の動きもわかり、踊っている橋之助さんと目が合っちゃった とか、あちらこちらに目が行ってしまいお芝居に集中できない時もありながらも、今年の演目は1つめは大石内蔵助の京都山科、2つめは奈良の吉野山、3つ目は心中天網島の大阪、4つ目の蜘蛛塚伝説は銃砲店のすぐ近く上京区と、関西を舞台にした演目が並び、季節も冬・春・お正月? ととりどりで、とりわけ「土蜘」は松羽目と言い、能・狂言風で大きな松をバックにお囃子さんが20人近く並び、金襴のきらびやかな衣装を纏った主役、仁左衛門さんが僧から土蜘蛛の正体をあらわし、舌まで赤く塗り、毛を振り上げ巣(白い蜘蛛の糸)を何度も投げつけ、その度に糸が敵にからまり本物の魔物を見るような立ち回りに我が身が震える迫力ある演技に劇場内は最高潮。仁左衛門さんは過去に大病と肩の手術から復帰され、素晴らしい舞台に感激し、まさにファーストクラスの歌舞伎です。土蜘の途中には幼い子役も登場し緊張感とほのぼの感のバランスもよく、最高峰の舞台です。当代一・二の名優と称される仁左衛門さんが東京でも滅多におやりにならないこのお役をぜひ、ご覧頂きたいですし、きっと仁左衛門さんの虜になる事と思います。他にも中村玉緒さんにそっくりのお兄さん、坂田藤十郎さんは80才を超えても綺麗な衣装がお似合いで、公私ともに充実している愛之助さんは昼は3本に出演する奮闘ぶり、中村亀鶴さんは愛之助さんとの息の合った関西弁と芸のうまさを見せてくれ、関西弁はえ~な~。
お芝居の興奮もさめやらぬ中、楽屋へご挨拶に。時蔵さんはご自身の演じたこれまでのお役の写真と解説を掲載している「日経回廊」(非売品)と言う本を進呈して下さいました。嬉しいクリスマスプレゼントです そして、土蜘の続きではないでしょうが、ここ舞台裏でも奇妙な物をふたつ見ました。ひとつは化粧をした舞妓さんを初めて見ました。普段着の舞妓さんはたいがい素顔なので驚きと同時に綺麗なのか不細工なのかよーわからん。その上、劇場関係者とすれ違ってもとんちんかんな舞妓さんは会釈もなくそ知らぬ顔。どんな仕込みをされたのか。本物の舞妓さん? 奇妙です。もうひとつはお宮さんがある屋外、鴨川が見渡せる景色の良い所での事。ある役者さんの珍光景に遭遇 舞台上の役者さんはかなり暑かったでしょうし、すずんでらしたのかもしれません。ここは五条楽園? いや、南座だよな・・・しまった、目が合ってしまった。橋之助さんのようにとはいきません。かねがね役者さんの間では「あの人は気にしなくていいから」と、人に危害はなく別格扱いの人望ある役者さんだそうです。こういうことは口外してはいけないのですけれども、既に海老蔵さんがその光景をブログで紹介されていますのでお許し頂きましょう。嫁入り前の娘さんには目の毒であり、ご覧にならない方がよいと思います。でも、私的には奇妙であり、幻想のようでもあり、来年もいい年だよね・・多分・・そう願う。
そうそう、夏に撮影された鬼平犯科帳は18日(金) 夜9時から放映されます。吉右衛門さんは今さら申し上げることはないファンの多い俳優さんで、又五郎さんも出演されますので時代劇がお好きな方はどうぞ。
観劇を終えて、また、現実に引き戻されつつも我が頭の妄想濃度は高くなり、ブログも順調に書けそうです。さあ~、お仕事もあと2週間。ブログをご覧の皆様にとって今年はどんな年でしたでしょうか。30日までお店は開けていますので、皆さま遊びにいらして下さい。年内にもうひとつブログを書きます。う~ん、内容はこれから考えます。

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