三条エレジー
10/24(Sat) 14:52|よもやま話comment(2)trackback(0)edit
水曜日にはミニ射撃会を開催し、トラップ・スキート合わせて2組ちょっとのご参加を頂き、ありがとうございました。小林銃砲火薬店の射撃会では規模は一番小さく、平均年齢は一番高く、会の名前も“シルバーシューティング”に改名しなければならないか? でもお若いシューターもいらっしゃるので、このままでいきます。

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今回はトラップ・スキート混合で撃つ人も数人いまして、ハンディの効果があったかどうか。24点は4人ありましたが、惜しくも満射は出ず。75点満点で1位は69点で、23点平均。2位以下は順位にかかわらず、同じ賞品なのであまり点数を意識せず楽しんでもらえる射撃会です。
射撃に慣れた方々ですので、進行は皆さんにお任せして、受付をして賞品をお渡しするだけが宇治金時の仕事です。
今日はハンティング帽にスポーティング銃と、いつもとは違う方も。
この日は狩猟期前ということもあって射撃場は朝から練習の人も多く、午後からは更に人が増えて賑やかでした。
そろそろ狩猟登録証も交付され始め、狩猟用装弾をお買い求め頂く方も増えて参ります。今さらお願いすることではありませんが、火薬類の購入の際には所持許可証・狩猟登録証・火薬類譲受許可証のご提示をお願い致します。
実包、火薬類は今年も一部、欠品している物がございますので、ご了承ください。

さあ、狩猟解禁日までは徐々に忙しくなってきます。なので、今日はじっくりブログを書きます。
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一風変わったお寺は東山仁王門にあります。楼閣っぽい。この東大路通から川端通、三条通から北の地域は通りが狭いのですけれどもお寺が多いです。
そしてMITSUOKA自動車。ナンバープレートは後ろだけですので、バイクと同じ扱いですかね。お坊さんがこれに乗って走っている姿を見たこともありました。

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東山三条を下がると西側にこんなお家が昔からあります。まだ市電が通っていた頃は数件同じようなお家がありました。おそらく古道具屋さんだったのでは。今は整頓されていますが、以前は物が落っこちそうなくらいもっと溢れていたような。

三条通界隈を歩いておりました。そう、三条通には懐かしい記憶があります。山科射撃場があった頃は行きは丸太町通を帰りはこの三条通を車で走っていて、京阪電車京津線が路面電車でこの三条通を走っていた時代です。
今はGPSがあるのでお客様に電話で道案内をすることはありませんけれども、名神京都東からですと「三条通を真っ直ぐ鴨川まで進んで、三条大橋の手前を右折し、一つ目の信号を左折して御池通を突き当りまで進んでください。突き当りにJR二条駅がありますので、そこを右折して5つ目の信号の所が銃砲店です。」 このようにとてもわかり易い道順です。
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屋根瓦が茶色いのがわかりますか? 錆です。路面電車の名残りです。今は“岡崎ループ”と言うかわいいバスが京都市役所前と岡崎を往復していて、こんなバスがあるなんて知りませんでした。
三条通と言えば何と言っても“三条大橋” はい、東海道五十三次の終点です。安藤広重の絵にもありまして、どう見ても今の風景とは全く異なります
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左の写真を見ただけで京都の人は三条大橋とすぐわかるぎぼし。現在の橋は昭和25年に造られたもので、橋の西は繁華街河原町通へつながり、バスの往来も多いのですが、ここは処刑の場・さらし首の場と血なまぐさい過去もありました。三条は欄干が木なんですね。四条は石? コンクリート? 加茂大橋は確か灯籠のようなものがあり、五条大橋は牛若丸と弁慶の像があるという、それぞれに特徴がありますね。

DSC02838.jpg 三条大橋の下、すっぽんか? いえ、カモです。カルガモですか? 川の東にある某お寺の庭で毎年カルガモのヒナが生まれ、しばらくすると親ガモと一緒に道路を歩いて鴨川へ引っ越しをします。道路横断時は警察官が車を止めてカルガモを優先的に渡らせます。もしかしてこのカモ、京都市左京区生まれなのか?
京都ではこの辺りを三条大橋と言うよりも三条京阪と言う人が多いのではないかと思います。橋の東側は京阪電車三条駅で、元々は淀屋橋からここ三条まででしたが、出町柳まで延伸となった時に七条あたりから地上を走っていた電車が地下に潜りました。その後市営地下鉄東西線が京阪三条に乗り入れ、先の京津線も同じく三条通の下を走るようになりました。駅なのに地上は活気がないんですよね。辺りにはホテルやドミトリーが増えて景色は京都なのに京都に居る感じがしないのです。
そして京阪三条の北側に“べラミ”というナイトクラブがありました。私が三条通を通っていた時はまだ、ありました。でも連れて行ってもらったことはありません。ちょっと世代が違います。行ったことのある人は今ですと70才を超えるお年の人でしょうか。クラブの玄関には有名歌手のショーの宣伝があって、“見てみたいな”と、それをじーっと眺めていました。今でこそホテルのディナーショーがありますけれども、その当時は生演奏でのショーと言えばかなり贅沢だったことと思います。行ったことはないのにべラミにまつわるエピソードに笑いが出てきます。スナックのママがベラミ出身というのも珍しくありませんでしたし、今、ニュースで耳にする、神戸・名古屋のアンタッチャブル集団の神戸のトップがこのベラミで襲撃された事件は多くの人がご存知と思います。お茶屋と芸妓のセットが紳士の夜の社交場だった京都には一力と言う格のあるお茶屋がありながらも、べラミも肩を並べていたのですから、京都の男はんは相当遊び好きだったのでしょうか。

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栄華に満ちたベラミが消えてもその頃からのお店が今なお、お商売を続けていて昭和のたくましさを感じます。哀愁というわけではありませんが、木枯らしに吹かれる落ち葉・・・の感じで、エレジー。他にも旅館・お酢屋さん・茶懐石の辻留さんなど今も変わらないお商売もあります。

三条通は名神高速京都東インターから西へ嵐山まで通っています。途中、商店街があるため、車で一直線に嵐山まで行くことはできませんが、車は五条通、国道一号線を通ることが多いので、派手さのない三条通は京都の人にとっては空気のような通りですかね。あんまり通ることはないけれども無いと困るような。
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三条通の東、写真の正面、四角い建物が蹴上のウェスティン都ホテルで東山方向は上り坂です。ここ三条大橋からお江戸日本橋まで昔の人は何日かけて行ったのでしょうか。夜、蹴上から車で緩やかなカープの坂を下り三条京阪まで来ると街の灯りにホッとします。“街の子”だから、灯りが恋しい。京都は大きくないし、あかぬけしていないし、都会の子ではないですよ。ちなみに京都ではお育ちの良い子供のことを“ええとこの子”と言います。

あの人の姿懐かしい黄昏の河原町~” 渚ゆう子の京都慕情。京都の民謡のようなもので、琴の演奏にもふさわしいたおやかで素敵な名曲だと思います。宇治金時の歌声でお伝えできないのが良いか悪いか別として、この歌詞に出てくる地名、河原町・高瀬川・嵐山・東山・桂川はすべて三条通から行き着きます。三条河原町界隈は今は無き映画館・書店が多い繁華街で、三条新京極と、京都の人なら懐かしい思い出がひとつやふたつあるのではないでしょうか。これも時のうつろい、エレジー。
三条堺町 “京都の朝はイノダのコーヒの香りから”と、イノダコーヒ三条店は初代社長の甥御さんが任されていたお店で、大きくて円いカウンターにお客さんが座りその中央でコーヒを入れるスタイルで香りにつつまれて味わうコーヒは本店より美味しいと言う人もありました。
三条通は道幅が広く、狭くなりながらも商店街があったり、西大路三条からは京福電車の路面電車が島津製作所の横を走り、国宝第一号弥勒菩薩のある広隆寺や東映京都撮影所・車折神社から嵐山へと西はこれまたノスタルジックで、三条通ってころころ景色が変わる飽きない道です。我こそ健脚と自信のある方は東から西へ歩いてみてください。どのくらい時間がかかるのでしょうか。結構距離がありますよ。
東山の南禅寺・岡崎界隈は女一人で歩くよりもデートをするにもいい所、でも、嵐山・嵯峨野は心傷ついた女性が一人で行くイメージがなぜかしらあるんですよね。さっきのベラミのホステスさん達は地方出身者が多かったらしく、京都慕情の歌は彼女たちが口ずさむとさまになるような気がします。あっ、ちょっと妄想が・・・。いえ、これまた恋模様のエレジー。
この間、ある人に“年の割には肌がきれいやな、何使ってんの?”“化粧品です”“それはわかってるがな”“グリスです” ガンオイルにしときゃあよかったかな・・・エレジーとはかけ離れた自分の日常に・・・ハァー、ため息。

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No.7
すいません、今さらと書かれています狩猟用の弾ですが、
今年初めてなので、所持許可証、
それに併記される無許可譲受は
分かるのですが、
狩猟者登録証も必要なんですか?
何時間もかけて買いに行って、
許可証だけでは売れませんと
言われても…。
初心者|10.28(Wed) 21:39|URL|
No.8
ご質問ありがとうございます。火薬類の販売には狩猟登録証の番号と交付日を確認する必要があります。つまり、火薬類譲受票は単独の物ではなく狩猟登録証に付随する許可であり、登録証と譲受票はセットであるとお考えください。。譲受票に登録番号は記載されておりますが、交付日は譲受票の交付日であって必ずしも登録証の交付日と一致するとは限りません。従いまして登録証をご提示して頂くだけで確認ができますので以上の点をご理解頂きましてご購入をお願い致します。
ヘタクソクラブ|10.29(Thu) 14:59|URL|

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