狩猟の魅力まるわかりフォーラム in 京都
10/18(Sun) 20:23|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
10月17日、京都府立大学において環境省主催の“狩猟の魅力まるわかりフォーラム”が開催され、近畿一円から約350人もの来場者に当初の1教室では入りきれず、2教室での視聴となり、20才代から50才代の参加者が多く見られました。
このフォーラムは3年前から始まり、毎年、府県を変えて数回各地で開催され、京都では初開催です。
猟銃所持者はこの十数年で53万人から18万人まで減少し、環境省では人と野生鳥獣の適切な関係構築などに向けて鳥獣保護管理の担い手確保に取り組み、このフォーラムを通じて狩猟の魅力や社会的役割、安全な狩猟方法等を紹介しています。

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参加者にはこのような冊子などが配られます。

京都府立大学大学院高原教授による「シカによる植物の食害」についてのお話の後、山梨県猟友会のハンターによる「ハンターとはどういうものか」の紹介、そしていくつかの会場に分かれ、狩猟に関する道具や物を見学、パネル展示での説明、シュミレーターでのハンティング体験、シカ肉料理の試食など、言葉通り「狩猟まるわかり」のイベントでした。
シカが花や笹を食べつくし、植物生態が瞬く間に変化してしまうという深刻な状況に防御だけでは対策しきれないというお話。また、シカは毒のある植物がわかり、食べないということも知りました。狩猟とはただ、獲物を仕留めるだけでなく、その命を頂くという意味も含めて、人も獲物も双方が命がけであると話されていました。
会場の様子を少しご紹介します。

IMG_1053.jpg レーザー
ハンティングシュミレーターが2台設置された会場ではゲーム感覚でバーチャルディアーハンティングが体験できます。
あれあれ? どこかで見たことのある人達。二人とも今年から狩猟を始めるヘタクソクラブメンバーさんです。スタッフの人達もずーっと映像の方を見ています。会場ではメンバーさんとかなり遭遇しました。女性には重たく、持ち上げて支えるだけで精いっぱい。中には銃床にほおを付けず狙う人もいました。

ヒット IMG_1049.jpg
光線銃 
左上の写真で白い木の右に小さく赤い点が見えます。これが着弾点で、1ゲームに数シーンあり、1シーン毎に発射される弾数が決められていて、その弾数の表示が映像左下のライフル実包です。この場合残り2発です。
シカが前後左右に出現しますから、見ているだけで目が動いてしまいます。映像はパソコンからスクリーンに映し出されていて、LASER SHOTというシステムで、ホームシアターサイズにも対応するらしく、ある人に「100万円くらいするのですか?」と尋ねられましたが、いえいえ、TOYOTAクラウン1台分くらいではないかとの噂です。ソフト自体はそんなに高くないでしょうが、レーザー銃がね。
任天堂レーザークレーの開発に携わった人は昭和48年に世界初のレーザークレーが誕生してから42年後のレーザー銃に無言。スタッフの人に「どうぞ」と勧められて、終了後「お上手ですね」と・・・恐らく髪の薄い爺さんにしてはお上手ですね・・・ということでしょう。だって腐っても鯛。爺さんでも元プロ。

IMG_1024.jpg 模擬銃
免許
別の会場では京都府猟友会が模擬銃を展示し、猟銃についての説明、参加者からの質問などに応じていました。「こんなに重いんですね」と手にした人の感想。京都府は狩猟免許の取得についての相談ブースを設け、この会場も人が多かったです。2014年の京都府狩猟登録はわな猟が約1400件、第一種銃猟が約1200件と狩猟者数の減少と共に銃猟免許登録も減っています。

試食 本
ナイフ よろい レザー
京都府立医科大学・京都府立大学生活協同組合企画・提供のシカ肉料理の試食、狩猟・射撃関連書籍の販売・ハンター7つ道具の展示・シカ革を使ったバッグや小物の紹介や、こんなよろいも展示されていました。革を縫って小さなサックを作る体験コーナーには女性ばかり。

ミロク いのしし
パネル
通路には写真やパネル展示があり、猟銃製作ではミロク製作所が。ありゃあ~ロースハムかと思ったら、イノシシです。毛のないイイノシシにびっくり。他にも罠道具を紹介する会場もありました。大日本猟友会会長さんも遠路、会場に足を運ばれ、関係者の方々とお話をされていました。これだけ大勢の方に参加して頂き、よかったですね。私たちも勉強になりました。関係機関の連携あってこそ、これだけの規模の物が開催できるわけで、なかなか我々の業界だけではできません。フォーラムの後に銃砲店へ寄って頂いた方もあり、ありがとうございます。
今年度は12月19日に島根県(松江市くにびきメッセ)で、12月26日は愛知県(名古屋市ウィンクあいち)での開催予定となっておりますので、興味のある方は訪れてみてください。

フォーラムの始まりまで時間がありましたので、カフェで食事をし、学内を見学。
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比叡山は見えなくなってしまいましたが、府立大学稲盛会館の東に建設中の大学図書館と府立総合資料館です。先日、世界記憶遺産に登録された「東寺百合文書」は現在、府立総合資料館で保管され、近々完成するとここへ運び込まれるのですね。いいタイミング。写真は東の方角を撮っていて、丁度クレーンのあたりに新しく通路が出来て、植物園の東にも出入り口ができ、大学の敷地を通り、下鴨中通までつながるそうです。現在は植物園と大学は一般の相互出入りができませんが、間もなく行き来ができるようになります。京都コンサートホールからこのあたりはかつて、農場が広がっていたのですけれども、全て建物になってしまいました。

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ローズサークル。白、ピンク、オレンジ、イエロー、赤とバラが咲いていました。ここだけは秋と言うよりも春のような彩り。とりわけ美しいばらを見つけたので、撮ってみました。

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大学近くの民家ではもうこんなに柿がなっていました。生柿と干し柿。これは甘柿? それともしぶ柿?

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