期限切れにご注意を
02/07(Thu) 12:56|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
今月15日をもって京都府内は鳥撃ち猟が終わります。
この頃になると猟用装弾の在庫整理をします。
と言っても私ではなく、店長がします。
店長が青年だった頃は既成品よりも手詰めをした装弾が多く、猟期前には作業場で店長が手詰めに追われて
いました。特に弾の口を閉める機械はソフトクリームを作るような感じで
子供の宇治金時は傍でジーッと見つめ、隙を見ては機械を触ろうとして、「子供は危ないから触ったらあかんよ」
と言われたものです。弾を入れる箱も上下合わせて閉じるタイプ。

DSC04436.jpg
わずかに残っている20番のカートリッジケース。(非売品) 中にはケースが25ヶ入っていて、これに中身を詰めて
いきます。こういう新しい物を使うときもあれば、使用済みの物を再生する場合もありました。
左の箱には旭精機と、右の箱には日邦工業と書かれています。

DSC04438.jpg
これが中身。紙製なのがわかりますか? 今はプラスチック製ですが、昔は紙。つまり
現在「紙薬きょう」と使われている言葉の語源です。

さて、前置きが長くなりましたが、猟銃所持者にとってはいよいよ技能講習の受講が必須となり
予想はしていましたが「更新ができない」という方がボチボチ増えてきました。
更新手続きをする時に講習修了証明書と技能講習修了証明書が用意できていないという条件が整わないケース。
更新期間中、運よくどちらも受講できれば良いのですが、そううまくはいきません。

今一度、有効期限があるか確認してみてください。
そして、万一、更新ができないかも、と気づいたら一日も早く所轄署もしくは行きつけの銃砲店へご相談下さい。
忘れない事が何よりですし、一旦手放すとなると余計な時間と費用がかかりますので。

DSC04358.jpg
ネクタイ姿で銃を手にして記念撮影。右から2番目が二代目主人らしい。
何となくチャールズ。いえ、英国風。流行だったのでしょうか?
以前、二代目主人がチャーチルを手にしている写真を載せました。
そして、この写真を撮影した人から話を聞くことができ、撮影場所は広沢池。
この銃は元々日本舞踊のお師匠さんが所有していたものを譲り受け、何とこの銃は後に俳優の近衛十四郎氏
の手に渡ったということです。なんか京都らしいですねえ。
他に聞いた話では、京都の花街では一番と言われるお茶屋さんのご主人がホーランド&ホーランドと
ジェームスウッドワードをお持ちで、当店の二代目主人がその銃の手入れによくお茶屋さんへ伺っていたと。
その話をしてくれた人は近衛さん親子や家元と呼ばれる人たちと琵琶湖へ猟へ出かけたり、萬屋さんと福井へ
カモ撃ちに行ったりしたとも。
東映のスターさん達との縁で、たくさんの俳優さんと顔見知りになり話出したらきりがないと言っていました。

こういう銃っていくらくらいしたものなの? と先代に聞くと、価値を換算すると大卒の初任給が1万円くらいで
ウッドワードやジェームスバーディが150万円くらいしたんとちがうか・・と。
もしかして家より高い?
更に驚いたのは昔、京都と大阪の大丸百貨店で猟銃が売られていたらしい。
まあね、今みたいに規制もなかった時代ですから。でも、アンビリーバブル
呉服関係、花街関係、撮影所関係、老舗の御曹司達など、その当時、高級銃を持つ人は相当のお金持ちさん
だったのだろうと。車同様、銃もみんな競って買った時代のようです。
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