なつかしい雑誌
01/24(Sat) 16:56|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
毎日、ブログの閲覧数などをチェックをしていますと、時間が経つにつれを段々アクセス数が減ってきます。そしてある時、突如、その数が増えます。不思議にも。そろそろブログ書かなきゃ・・・という具合で、いつもつまらい記事なので次に期待が高まっているからかもしれません。

ヘタクソクラブの日程は2月かかりにはこのブログに掲載できるかと思います。今しばらくお待ちください。
1月はお年始で人の出入りが多く、あまり仕事は忙しくないのですけれども今週は遠方からのご来店が多く、お一人は島根県からお車で片道4時間をかけてお越しになりました。近々教習射撃を受けられるとのことで、すべて必要な物を実際に見て購入したいとのご要望でした。「鉄砲は小林さんで」と警察も言ってましたよ・・・・と冗談をおっしゃるくらい粋なお客様です。
京都府は初心者向け猟銃等所持講習会は2ケ月に一回、開催されます。筆記試験の合格率は低く、来店された方に「難しいですよ」と助言しますと、しっかり勉強して「合格しました」と笑顔で再来店されます。
最近は狩猟者を増やす様々な取り組みの効果なのでしょうか、狩猟銃をお買い求めになるお客様が増えております。私どもも在庫は確保しているのですが、売れてしまうと次回入荷分の予約という形で承り、更にそれが埋まってしまうと入荷時期が未定でお客様も"どうしようかなあ"と戸惑われます。
輸入銃はそんな状況でありますけれども、国産銃はやはり即納できる強みがあります。
左用の射撃銃をMIROKUさんへ問い合わせると"あー、今ちょうど、出来上がってきたのがありますから"と製作所から納品された物を即出荷してもらえます。
この業界が活況の時は卸元にはいつも在庫があったものでお客様を待たせるというのはカスタムクラスの猟銃くらいでした。そして今は銃砲店に銃が置いていないというのも珍しくなく、あらゆるモデルを置いているわけではありませんが、多数の陳列銃をご覧になるお客様は目をキラキラさせて品定めをされています。欲しい物を買うとき脳が興奮してワクワクするのは人間の本能ですものね。そして色々質問をして納得して「とっておきのmy gun」を決められるわけです。
そうそう、クレーが割れてスカッとするのも人間の本能ですよね。

店長が良い物を保管してくれていました。
昭和53年の射撃雑誌です。2.5代目が寄稿していたこともあり、私たちには馴染みのある内容が多く掲載されています。月刊誌だったようです。
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写真は7月号で、別の号での内容は、アジア初開催 第42回世界選手権大会 ソウルテヌン国際射撃場。日本はトラップ男子団体2位。

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左)世界選手権大会での女子のシューティングファッションです。
右)国内ではこんなスタイルのシューターも。

この年の全日本クレー射撃大会は滋賀県信楽国際射撃場で開催され、参加者が多く、急遽、1日目に競技方法を変更し、予選方式を取り入れ、トラップ男子52名、女子8名、スキート男子40名、女子2名の102名で決勝を行ったとあります。
決勝だけで102名とは相当の参加者だったようです。4面射撃場であればこれだけの人数が精一杯です。
近畿地区では天理射撃場に続いての大型射撃場のオープンで、突貫工事の末、この全日本大会のわずか10日前に完成したそうです。この射撃場は昭和56年開催の滋賀国体の会場として建設されました。
オレンジクレーを採用したのもこの大会が初めてだったそうです。
そして興味があるのが、この年から東西対抗戦がトラップ・スキートで行われました。地域は箱根を境に東西に分け、トラップ・スキートそれぞれ上位15名の成績を集計した結果、トラップは大差で、スキートは2点差でいずれも東軍勝利とあります。講評では「トラップは東西の力の差が感じられ、関西で開催されながらもこれでは射手の努力が足りないと指摘されても仕方なく、早急に選手強化と指導者の招へいが必要」と。滋賀国体を見据えてのコメントと思います。2024年に次の滋賀国体が決定しています。

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1番下の写真がスキート種目に出場した先代(3代目)です。年齢40才代。
スキートの覇者は山下氏。200点満点中193点。ご本人は「今大会にすべてをかけようと世界選手権を終えて臨んだ。最高の試合展開ができた。日本クレーに入ってまだ3年目の若輩ですが、射撃に対する情熱は人一倍で、先輩射手のフォームを研究したり、アドバイスを受けて練習をしてきた。今年は17000発撃った。目標はモスクワオリンピックで、もう一度世界選手権に出場してみたい」とコメントしています。

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そして宇治金時が注目したのがこちらの女性シューター。今大会の全日本女子トラップチャンピオン。美人で華奢な京都協会所属の「おけいちゃん」 ご主人と一緒に笠取国際射撃場をホームグラウンドに練習をされ、2位と2点差で見事タイトルを獲得されました。この時代は女性シュータの創世記で、女子の参加選手はわずか10名。公式大会に出場する女性はまだまだ少なかったのです。そして実包の散弾量も32gでしたから体格によるハンディもあったと思います。今は24gになっていますので体への負担が軽くなりました。滋賀県にもスキートで国体へ出場するご夫婦がいました。宇治金時は当時まだ、お子ちゃまでしたので許可を取ったらお手合わせを願い、後進の女性シューターへの指導も乞いたかったです。
そのおけいさんのコメントは「本当に苦しい試合だった。決勝ラウンドでプレッシャーがかかるものとは想像もしなかった。決勝では2R目に思う射撃ができず、自信を喪失した。コーチをしてくださった方に申し訳なく、このまま終わっては再び銃を握ることはできないと思い、最後の力を振り絞って最終ラウンドにすべてをかけた。ラッキーな優勝で最後まで応援して下さった皆さんに感謝し、今日まで力になってくれた夫に対し心からお礼を言いたい」
普段はニコニコ笑顔で親しみやすく、射撃場の男性陣の中で紅一点、華のある方でした。銃砲店の店長もおけいちゃんの大ファンでしたし、ご主人も大らかな方で「ナベさーん」と奥さんとよく店長をからかっていました。

あと、記事の中には「全日空」の射撃クラブが紹介されていました。発足6年目で会長始めパイロット・整備士・補給係・営業マンと15年のベテランから1ケ月の初心者まで25名のメンバーが毎年10月に射撃会を開催するとありました。この時は富士五湖射撃場。全日空のマークを背につけたベストを着用し、チームワークの航空会社ならでは。
そう言えば、以前のブログでもお話しました、錦之介氏のご子息と奥様と2.5代目がアメリカへ行ったとき、機内でパーサーが「クレー射撃の小林プロですね」とご存知だったこと。そのパーサーもクレー射撃をされていると言っておりました。そうですか。このクラブの方だったのですね。
このように企業倶楽部と言うのも国内でもっと盛んになっても良いと思います。シューターのトップに位置する人は国体や海外派遣選手などのアスリートで、ハードルは高く険しいものです。しかし、その下に位置するシューターに目を向けると趣味や娯楽で楽しむ方が大半です。笠取国際射撃場の近くにある日清都カントリークラブ(京都)で毎年、企業対抗全国レディースゴルフ大会というものが開催され、各企業チーム戦を行います。その大会風景がなかなかのもので、チキンラーメンのオープンカーが用意され、出場者だけでなく家族も同僚も応援しながらイベントに参加できるというものでした。もちろん、多数のスポーツメーカーがショップを出し、食事もショッピングもできて少し羨ましかった。欧州では古くからこの類のイベントは射撃・狩猟関連では多くあります。しかし、日本国内ではいまだに実現しません。大きな大会を開催しても賞品をもらっておしまいが多く、マンネリ化しています。競技人口が少ないから不可能と言われてしまうのですが、企業倶楽部など身近な人から射撃仲間を作って交流し、輪を広げていく等、また違った面から認知度をあげられないかと考えます。メダルを取れば必然的に注目を集めるわけですが、企業の良いイメージをクレー射撃にうまく結び付けて「クレー射撃って面白そう。やってみようかな」と、宣伝できないものかと。昔はJCの射撃会があったとか聞いたことがありますし、自衛官も多いですし、医師会のような大きな組織で倶楽部もできそうですけれどもね。
例えば先のミロク製作所さん関連で射撃をされる社員さんもおられることでしょうし、倶楽部が宣伝もかねて年一回でも全国の射撃場へ親善試合みたいに訪問されてみるのもどうでしょうかね。直接、銃を製作されている人々とお話しができるので迎える側も大歓迎と思いますが。京都ヘタクソクラブ・・・お待ちしております。

年が変わると"ああ、また歳を取っちゃう"と思いますよね。宇治金時の射撃の同期生が古稀を迎えられ"よかったですね"と言うと"それを言うてくれるな"とはずかしそうに言われます。でも年齢はあくまでも目安ですし、それだけお元気ならいいですよ。お若く見えますし。しかしご本人は「あと何年、射撃ができるかなあ」ってポツリと。
健康でいるには「食事」「運動」「仕事あるいは趣味など打ち込めるもの」そしてブラスαに「かっこいい」ことが肝心かと。個人的にそう思います。射撃は運動というよりかはむしろ3番目の打ち込めるものに当てはまりますかね。
かっこいい・・・他人の目も少し意識してみたり、何よりも射撃はかっこいい。ゴルフを見ていてもかっこいいとは思わないんですけれども、射撃姿はかっこいいと思うことがあります。ひいき目かなあ。すぐにゴルフを引き合いに出してしまいますが、射撃をする人は結構ゴルフもお上手だったり、ゴルフに飽きたから射撃を始めた、と言う人も多いのです。
女性の場合はかっこいいではなくて笑顔(チャーミング)ではないでしょうか。
なんか老舗クラブのママの格言みたいな終わり方になり失礼しました。

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