サイドロック
01/14(Wed) 14:30|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
お正月が過ぎると受験シーズン。そしてお節分にバレンタインデーとせわしなくなります。
近所に2日に降った雪がまだ残っている所があります。最近、東の空には月ではなくダイヤモンドのようにキラッと光る星がひとつ見えます。何の星? 木星なのではと。都会では小さい星まではよく見えませんので星座はオリオン座くらいしか意識して見ることはありません。子供の頃はTVの影響でUFOだとか宇宙人だとか結構騒いだものですけれども今は宇宙科学技術の進歩で、宇宙のどこかに生命が存在するのではないかと期待が寄せられています。でも、いまだかつて宇宙でUFOに遭遇したという事は聞いたことがありませんね。

サイドロック? お酒の話? ではなくて、前に水平二連のサイドロックのお話をしました。クレー射撃に使用する上下二連銃とはタイプの違う散弾銃であることはおわかり頂けたと思います。一般的にクレー射撃で使う散弾銃はほとんどボックスロックと呼ばれる彫刻部分がスクエア型のデザインですが、時々PERAZZIのSCO以上のクラスやMIROKU SP120など彫刻部分がオーバル(だ円形)になっているタイプも見ることがあると思います。こちらはサイドプレートと言いましてサイドロックとは異なります。ボックスロックとサイドプレートは彫刻部分の形が違うものと考えてもらえればいいです。ただ、サイドロックというのは見かけはサイドプレートと同じですけれども機関部の機構が違います。サイドロックの特徴は撃発機構が左右に分かれていることとプレート内側にハンマーやハンマースプリング等の部品がついている点。複数のビスの理由はこの部品の位置と関係しています。実は宇治金時も見たことがないので文章ではこれ以上の表現が難しく実際は現物をばらして写真を見て頂くと一目瞭然なのですが。サイドロックは機械式時計のようなもので機構が複雑です。銃に専用工具も標準装備されていますが、修理は熟練職人さんにお任せした方が無難です。
我々銃砲店でもサイドロックは扱い量が少なく、よく知られているのがBERETTA SO5。サイドロックはお値段も高くSO5もかつては500万円以上の品でしたので、今は更に価格は上がっていると思います。

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Pedersoliが彫刻したサイドロック。天使です。“フフフッ”と天使のささやき声が聞こえてきそうでとてもキュートです。どんな方が所有されているのか。彫刻プレートの中にビスが数個あるのがわかります。これがサイドロックの特徴です。

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(左)BERETTA SO6 こちらはビスの部分につまみがあってこれを回してプレートをはずします。
(右)BERETTA SO3 彫刻の中に空間を作るBERETTA彫刻の代表的なものです。

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いつかどこかでこんな彫刻を見たことがある・・・と言う方もいらっしゃると思います。メルケル・フランキー・FNなどイタリア彫刻が主流となる前の深堀り彫刻。右のように台木にも彫刻がほどこされていたり。

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(上)PedersoliのトラをモチーフにしたPERAZZI SCO 拡大してもらうとはっきり見られます。精悍なトラの顔も腕が悪ければ猫になってしまいます。ずば抜けたテクニックの象徴です。前の深堀り彫刻との違いがわかります。そしてついでに只今、売出し中のこちらもPedersoli作PERAZZI EXTRA。PERAZZIにはサイドロックはありません。サイドプレートで見ての通りビスは1本もありません。これもPERAZZIの特徴です。彫刻に邪魔なものを入れず見栄えもすっきり綺麗です。

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どうしても載せたかったのがこちら。拡大してご覧ください。今まさに仕留められた鳥が羽根をちらす細やかなテクニック。Pedersoli作PERAZZI 耳にたこができるくらい言いますが、これは絵ではありません。彫刻です。わずかたばこ箱大の大きさの金属プレートに彫刻をほどこしているのです。
現物でこれだけのプレミアム銃を見ることはまずありませんので、写真といえども目の保養になりましたでしょうか。
話はそれますが、HERMES(エルメス)では陶器製のお皿にハンティングドッグの絵柄を描いたものとかハンティングモチーフのスカーフなどありますし、昔baccarat(バカラ)クリスタルのシャンパングラスにイノシシのモチーフがエッチングされていたのを見ましたけれどもあまりのお粗末さに・・・・。どうみてもイノシシには見えなかった。どこがどう、と言うよりも動物は毛並の1本まで繊細でなければ生き物の躍動感や生命力が表現できない気がします。丸みのあるクリスタルに彫刻をするわけですから難しいのは至極当然です。しかし、あれなら作らない方がいいんじゃないかと。

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店長に店内にサイドロックは? と尋ねると右側のMIROKU水平二連のサイドロックがありました。MIROKU製サイドロックは
今は製造されていません。左はSKBカスタム(スキート)金象嵌で、こちらはサイドプレートです。

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サイドプレートをはずした所。2ヶ所の穴どうしをピンでつなぎ左右を固定します。

はあー。写真の選別で頭が少し酸欠状態になっています。いつもなら、また~食い気~、となるところ、今日はちょっと違います。
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お客様から頂いたトマトジュースです。通販もないのでわざわざ出向いて買われた物を届けて下さいました。ほんとうにありがとうございます。じっくり味わって頂きます。トマトジュースと言うと真っ赤でドロッとした口あたりなのですが、このジュースはニンジンのような少しオレンジががっていて何よりもさらっとした飲み口。一口飲んで“アレッ?”と、二口飲んで“トマトジュースなの?”と・・・グググッと飲んだら飲み干してしまった・・・と、虜になってしまいます。

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先代の奥さんはDari-Kの生チョコクリームを頂戴し上機嫌。クリーム状のチョコをパンにのせて食べるそうで、年を考えると血糖値あがるんじゃないの? 心配ご無用。日頃の食生活が良いらしく大丈夫なのだそうです。

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近頃話題のグランカルビー。阪急百貨店本店で整理券を発行して販売しているポテトチップスです。いとこがくれました。よく関東人は並ぶのが平気だけれども関西人は並ぶのが苦手と言われていて、それでもこのカルビーやグリコのバトンドールは人が並ぶそうです。そもそもビール類に見られるように“プレミアム”とかちょっと贅沢なおとな嗜好の商品が流行りでして装弾もプレミアム感のある物を・・・と考えても、こちらはやはり“よくあたる”という実証がなければ名前だけで終わってしまいますね。

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