長崎国体
10/22(Wed) 16:21|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
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長崎国体クレー射撃競技は10月20日に終了し、こちらはそのお土産です。熊本県まで応援はちょっと無理でした。
国体と言いますと、どの競技でも目指す目標のひとつで、全日本選手権に並び優勝は権威あるタイトルです。
全日本選手権は個人競技ですが、国体は都道府県の代表が集う大会ですので言わずとも団体成績に注目が集まります。
クレー射撃団体は国体の天皇杯得点に入ります。団体トラップ・スキートの各8位までに順位毎に点数が付与され、トラップ・スキートの合計点数がクレー射撃競技の総合成績となり、こちらも表彰されます。そして獲得した点数は府県毎に天皇杯得点に加算されます。そして全種目で獲得した天皇杯得点の一番高い府県が男女総合優勝となります。
クレー射撃総合優勝はどの府県かは情報を得ていません。
今大会トラップ団体優勝は愛知県で250点。代表3人の成績(100点×3名)の合計点です。2位は千葉県248点。3位は秋田県247点。そして近畿から奈良県が4位、243点。
愛知県は10年ぶり3度目の優勝です。おめでとうございます。
愛知県の平均点は83、4点ですので、どうです? 皆さん。国体と言うと90点以上でないと戦えないと思いがちですが。
まあ1R21点以上は必須で、「それなら私でもこのくらいの点数なら」と思う人もあるはず。
ところがですね、ここが国体ならではでして。国体は大会期間中で4Rを撃ちますので、1日2Rと1日1Rを2回の構成となり、射団は同じでも、撃つ時間が違うし、今回の射撃場は2射面あるため2Rずつ撃つことになります。
また、射団は出場府県の順番が決められ、そこに誰が1番目、誰が2番目と決めて、それを各府県に当てはめていきます。わかりにくい説明ですね。例えば1番から6番まで北海道、栃木、石川、京都、高知、大分の6府県。これをトラップなら後を続けて47都道府県全部並べ、3人の選手を当てはめていくため3パターンの射団を作ります。トータル141名分の射団。その射団で4Rやります。国体のように1点を競る試合になると3番手の射手次第で順位が入れ替わることがあるのでしんがりは実力のある選手を置くことが多いみたいです。成績をご覧頂くとおおむね3人目の選手の成績がチームで一番高いのがわかります。
地方公式大会では85点くらいの成績は良くみかけますし、国体で85点平均でスコアーをまとめれば、入賞は間違いない・・ということになります。
そして、トラップ個人の成績は1位は東京都の選手で92点。92点は2人でしたので、競技ルールにのっとり決定しています。
ちなみにトラップ全出場選手141人目の成績は18点でした。ここは「参加する事に意義がある」と。
ふと、団体の1位から3位を見て思ったこと。愛知県総合射撃場、成田射撃場、秋田県総合射撃場と練習環境に恵まれていますね。地元に大型射撃場があるわけです。しかし、奈良県は天理射撃場が閉鎖となってから長年、射撃場がないにもかかわらず、過去にも何度か入賞を果たしています。成績を見ても81点、75点、87点で、60才代のベテランと中堅、若手のバラスンのよいメンバーで、個人4位のベテランがチームをリードした好結果ではないでしょうか。見習うべき事は多いと思います。
一方スキートは団体は1位東京都 266点、2位長崎県 265点、3位岡山県 262点となり、トラップ同様僅差でした。
私ですら「あと、1点撃っていれば」と思うわけですから、選手の皆さんも同じ気持ちだと思います。
東京都は3年連続14度目の優勝だそうです。すごい。連続ですよ。トラップに比べ成績が高いことがわかります。
理由のひとつはトラップは全府県出場できるのですが、スキートは各地区ブロックで出場枠の与えられる上位府県しか出場できないからかもしれません。
東京都の成績は91点2名と84点と素晴らしいこと。しかし、2位の長崎県はわずか1点差ですから、相当レベルが高く、1枚の失中・命中が大きく順位を変えるという緊迫した状況だと想像できます。女神は東京都に微笑んだかな? 個人でも1位・2位は同点で東京都の選手でしたから、同県で、というのも珍しいのではないでしょうか。
今大会は東京都圧勝の感があります。それもそのはず、昨年は東京国体、前年から強化に力を入れ、スキート団体の三連覇は強化の賜物。選手層も厚く代表選手になるにも簡単ではなさそうですね。
それにしても国体で満射や優勝競射をするくらいの心臓ってどんなもん?って興味があるわけでして。こういう大きな大会ほどワクワクしてきて、究極の状況を楽しんでいるかのようです。実際、ご本人に聞いてみないとわかりませんが。初めて国体に出場すると「足が震えて、緊張どころではない。どこ撃ってるのかわからへん」なんていう人も珍しくないですから。
優勝された方は以前大阪府の所属でしたので、何度かお見かけしたことがあり、まだ40才代だと思います。東京オリンピックは50才を超える頃となりますが、当然、ここに照準は合わせていらっしゃることと思います。お父様が射撃をされてたように聞きましたし、大柄でもなく、二枚目で射撃のいかついイメージとはちがう、さわやかな感じの選手です。団体・個人共に優勝おめでとうございます。
つくづく射撃って奥深いなって思います。
あっ、京都府だ。トラップは団体10位、スキートは16位でした。お疲れさまでした。来年は和歌山国体です。射撃場がないので、今の所、神奈川県で開催すると聞いています。来年、がんばらんば!

国体という檜舞台のお話から一転 井戸端会議のお話となります
先のブログでご紹介したサウスポー女性シューターのデビューです 先日、射撃場へご一緒し、一発撃ちで3Rを撃ち、射撃の進行方法や簡単なルールをお教えし、最初にしてはスコアーもなかなかで終わるころには「めっちゃ楽しい 来週も来ます 11月のヘタクソクラブが待ち遠しい」と興奮気味 どんな方かは次回のヘタクソクラブでお披露目となります どっぷりクレー射撃にはまって下さい う~ん ゆくゆく宇治金時は彼女に抜かされそうな予感 このような初心者サポートも我々銃砲店のサービスの一環です

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左) 先代の指が引き金にかかっているように見えますが、かけていません そえています
BERETTA A300アウトランダー26インチが先代の目に留まり「何と軽いなあ BERETTAもええ銃作ってきたなあ せやけどこんだけモデルが変わると部品とか後のアフターも大変やな」と狩猟・スキートの視点で評価をします 銃のバランス、引き金の落ち方、ベンドの深さ、肩付けの具合など、年季が入っているだけあって瞬時にその感触をとらえます 試射ができればもっと感覚的にわかり易いのですが、それはしませんし、お客様はご自分の銃しか手にする事ができないため、我々が他の銃と比較し、その銃の特長を捉えて、少しでもお客様へ情報をお伝えできるようにしています
右)BERETTA A400ライト 24インチ 交換チョーク付き 短い銃身で交換チョーク付きは珍しい 商談中 次回入荷未定

そこで先代が「自動銃も随分変わったなあ」と、その変遷を話してくれました。
BERETTAはご存知のように射撃銃で有名ですが、ここ何年かで自動銃の新モデルを投入し、Remingtonの独壇場であった日本市場の切り崩しを始めました。
Remingtonでは11-87がオーソドックスなモデルで、その前はモデル1100。ロングセラーモデルで今でも使っている人は少なくありません。今では主流のガスオートタイプも、モデル1100の前、モデル58と言うのがガスオートの最初だったそうです。昭和33年発売。モデル1100はその後、昭和38年頃だったかなあ・・・と。
ガスオートの前はロングリコイル式と言われる、撃つと銃身ごと動く自動銃が主流でした。レミントンではモデル11-48。昭和23年発売。戦後間もなくですね。さすがにこのモデル11-48はもう使っている人を見ませんが、BROWNINGのロングリコイル式を持っている人はいます。物持ちが良いというか、BERETTA最新モデルと比べると、隔世の感。まあね、撃って当ればそれでいいんですけれども。

今日のブログが102回目となり、お約束の記事が載せられずじまい。ごめんなさい。
その予定記事ともうひとつ載せたい写真がありまして。それがその写真、他人の手に渡り行方不明となっていて、ようやく手元に戻ってくることになりました。ということで、予定変更で先にその戻ってきた写真から掲載しようと思います。
予定では11月ヘタクソクラブ例会を終えてからになりそうです。
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