京都御所 参の巻
06/09(Fri) 16:04|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
昨日、東京の取引先の人から電話で「京都はお天気どうですか」と尋ねられ、近畿地方も梅雨に入り、昼間は半袖、夜は長袖と体調管理が難しいです
プレミアムフライデー。OL時代は花の金曜日と、仕事を終えて家とは反対方向へ足が向き、先輩たちから「橋の向こうでよく見かける」と言われました。橋とは四条大橋、向こうとは祇園のことです。先斗町は橋の手前ですから、必ずしも橋の向こうばかりではなかったのに、「橋の下にいる」と言われずよかったです。
4代目は子供の頃、「あんたは橋の下で拾ってきた子」なんて言われたこともあり、本人はちっとも記憶にないと思います。同じ親から生まれた兄弟でも扱いがちがうとボヤいていましたが、姉からすると跡取り息子として結構かわいがってもらっていたと思います。兄弟のいる方なら幼い頃の兄弟の思い出もあるかと思います。

さて、そのプレミアムフライデー、先日、夜に四条烏丸のオフィス街を歩きました。大勢の仕事帰りのサラリーマンが行き交い、ビルを見上げると照明がついている所もたんさんありました。住友不動産販売もまだ仕事をしていた。今、不動産業界は活況で、土日が繁忙日ですので、大手企業とはいえ、プレミアムフライデーとは無縁です。日が明るい内に帰宅できるサラリーマンはまだまだ少ないようです。

京都は中小企業が多く、観光関連業種もプレミアムフライデーはスルー。そもそも労働環境に恵まれた所がターゲットのように思え、この言葉もフェイドアウトしそうな気がします。
ゆとり好きのトップリーダーは「お友達内閣」と言われても長く政権が続き、ぬるま湯体質が露呈し、内閣以外のお友達も登場し、政権もひび割れしつつあります。逃げるが勝ちのごとく、失望した人も少なくないと思います。
感情的で何を言っているのかわからない政治家と理路整然と語る官僚の話を比較しながら、出来の良くない政治家と頭脳明晰な官僚の力関係は難しいものがあると思いました。
そんな不協和音が聞こえる最中にロケット1発、飛んで来たら・・・・浮気をしてとことんしらばっくれる亭主のような歯切れの悪い総理は国民を守ることができるのか不安です。
アキエ・・・また、思い出した。似たもの夫婦なんですね。お友達になっておけば得することもあるみたいで、しまったな・・・宇治金時もアキエとお友達になっておいたらよかったな。学校ひとつ作るにも何百億と言う公金が投入されるのですから、射撃場のひとつやふたつ朝飯前で造ってもらえたかもな。

府民大会・ヘタクソクラブに続き、次の水曜日はウェンズクラブです。ヘタクソクラブのメンバーさんにもお声かけしておりまして、新しい人も参加してもらえそうですので、賞品も少し多めに用意します。
ヘタクソクラブでは参加者みなさんとお話しする時間もないため、小さな会ではコミュニケーションを大切にしていきたいと思います。心配なのはお天気。梅雨に入ったので、晴れとなりますように。4代目お手製のジャンボてるてる坊主・大明神を作ってもらおうかな。

京都御所の続編が少しあいてしまいました。来年以降でしたか、天皇陛下が譲位をされるということで、即位の礼を始めとして行事が執り行われます。そこで、京都御所も関わりがあるため、最後に本丸、紫宸殿のある御所をご紹介します。
京都を取り上げるTVもたくさんありますが、この京都御所についてはあまり見かけません。もしかするとTV取材は特別な許可がいるのかもしれません。我々、参観する者は自由に写真撮影ができます。

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烏丸通の乾御門を入ると左手に巨大盆栽・・・アカマツの大木が何本か目に入ってきます。人と比べるとその大きさがわかります。幹も枝もしっかりして、幹はたこのように見えました。京都御苑内はほとんどが松の木です。

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京都御所の北東角の鬼門除けの猿ヶ辻。角がへこんでいて、軒の下には・・・・烏帽子をかぶった猿が白い紙を担いで右向きに座っているのが見えますか? なぜ猿なのかは知りません。御守りみたいなものですかね。

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京都御苑内にある京都御所は明治天皇が東京へ移るまで約500年間使われていて、その間、何度も火災に遭い再建されてきました。南北450m東西250m、面積は11万㎡。かつては三種の神器もここに保管されていましたが、明治天皇と共にこれらも皇居へ移されました。非公開ですが、襖絵など障壁画の数だけでも1800枚あり、京都御所は日本の美の結晶と言われています。
烏丸通の中立売御門から清所門を通り、中へ入ると手荷物検査が行われ、英語以外の外国語でのパンフレットも用意してあります。休日だと一日1000人近い参観者があるようです。

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おそ松、から松、チョロ松、一松、十四松、トド松
松野家みたいな御所の中はとにかく見上げる松ばかり。日本の松の種類はアカマツ・クロマツ・五葉松の他10種類もないようで、常緑樹の松は繁栄を表し、花言葉は不老長寿。慶事によく使われます。大きな松に圧倒され、松の葉は針のように尖っているのに全体はこんもりと丸みがあり、じっくり眺めてみて"なかなか興味深い木だな"と思いました。ひとつひとつ形が違うので、撮影した写真を見ても、半分くらいが松でした。松野家いくつ作れるかな。
松の盆栽には1000年物もあり、枯れると縁起が悪いとも言い、御所の松は100年を超え、弱る物も多く、松枯れという病気がありますし、自然の形を活かしながら良い状態を保つことができるのも植木屋さんの手入れがあってのこと。生け花で使う松とは違い、力強く生命力あふれる松です。

日本史は苦手ですので、歴史的な内容は省きます。見た目重視でいきます。
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御所と言えば紫宸殿で、西側から南側の正面へ向かいます。右大文字が見えます。

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御所の正門である建礼門の内側です。帝しか通れないと言われているので開かずの門かと。門にも松と同じく不老長寿の彫刻が施されています。

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建礼門の後ろにある承明門からの紫宸殿。

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陰陽師・安倍晴明を思い浮かべます。紫宸殿までは写真よりももっと距離があり、大きいです。紫宸殿は正殿、公式行事の場で、派手さはなく、檜皮葺の屋根の反りがしなやかで美しく、瓦屋根とはまた違う趣があります。
お雛様で知られている右近の橘・左近の桜があります。御所がその始まりで両木には魔除け・邪気祓い、橘にも不老長寿の意味があります。

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紫宸殿の中には即位の礼で使用される高御座と御帳台が並んでいます。明治・大正・昭和天皇の即位の礼はこちらで執り行われました。現在の天皇陛下の即位ではこの高御座が皇居まで運ばれました。

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東側から西側を見通し、野村萬斎さんの顔写真を写真の中に入れたくなります。紫宸殿は右側になります。応仁の乱後、1世紀近く、都は荒廃し、当時、御所も建物や壁が崩れ、帝もひもじい時代を過ごしたと言います。

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檜皮葺はひのきの樹皮で作られていて、皮をずらしてミルフィーユ状に重ね竹釘を打って留めていきます。職人さんは竹釘をいっぱい口にくわえ、機械のような速さで一本一本を打ちつけていく様はさすがです。そして、屋根は写真のように厚みのある隙間なく美しく仕上げられます。雨に濡れてもしみこまないんですね。これだけ手間と時間をかけても耐用年数は限られていて、後世にこの技が受け継がれていくことを願います。御所だけでなく寺社でも檜皮葺を結構見かけます。

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紫宸殿の裏側です。組木の複雑な構造でこれだけ大規模な物が造れるのです。

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紫宸殿の裏には天皇の普段の住まい清涼殿があります。清少納言を思い浮かべる。紫式部の源氏物語じゃないの? と言われそうですが、源氏物語は読んだことがなく、京都新聞に京都弁訳の源氏物語が連載されていて、少し読んでみた所、何と読みづらいことか。また、挫折。読破できそうにありません。

建物からはずれた所で溝を眺めている一人の男性がいて、その視線の先には
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御所には似つかわないザリガニ。こんな所で見るとは。えらい所にすんでるんやな、ザリガニ君。水はきれいなのだと思います。

他にも小御所・御学問所など建物はありますが、省きます。ここからはお庭を。
松に囲まれるような御池庭には
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渡ることはできない欅橋。

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右の小御所は江戸時代に将軍や大名が通された所で、不幸にも昭和29年に鴨川の花火が原因で焼失後、再建され、ここは御所の中でも一番新しい建物です。

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仙洞御所は平面的でかえでの木が多く見られましたが、このお庭は高低差と遠近感で立体的。松の緑の中に鮮やかなつつじが目に留まります。洲浜もありますが、ここの石は丸くなく、仙洞御所の方がいいです。腕のいいカメラマンでしたらお庭の写真だけでカレンダーができそうです。
ただですね、"トン・シャー・ナン・ペー"とは言ってないけれども、この国の人達も結構いまして、通訳が説明をしているようですが、正しく説明しているのでしょうね。「尖閣諸島は日本の領土ではありません。その内ここも我が国の物となります」なんて言ってないだろうね。外国人が庭をバックに自撮り棒を使うのにげんなりしました。

もう一つの庭、御内庭は御常御殿前にあり、先の御池庭に比べ、こじんまりとした明るいお庭です。
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松と楓がからまり

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同じ場所でも角度を変えると見え方も異なり、写真を撮るのが少し面白くなりました。

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松と楓の濃淡も美しく、蛍光色のような楓にくっきりしたつつじも美しかったです。その並びには帽子のような松もあり、妄想力を高めてくれます。

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松に楓が寄り添い夫婦のように見えて、楓が赤くなったら、恋人同士にも見えるかも・・・と、色づいたらもう一度撮ってみたいです。

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赤い実のように見えましたが、もみじの花のようです。間近で見るのは初めてです。

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今回のお気に入りの写真です。菊紋瓦に花咲き青もみじ。いい具合の自然光で下手な私でも小ましに撮れました。

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遠目に見るとつつじが赤いイノシシが駆けるように見え、ノッポ松とデカ松とつつじ。どうしてここにつつじなのか? つつじも栄養満点で元気に花を咲かせています。

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建物が隠れるくらい木が大きく、遠くに比叡山が頂きだけ見えます。
仙洞御所はガイドさんが案内しますので、時間が限られますが、御所は自由見学ですので、今回は1時間でした。また、秋に来たいです。never ending storyの曲を聴きながら写真を整理しました。
灯台下暗し。歩いて行ける距離なのに、実は京都御所へは初めて訪れました。以前は年に二回一般公開期間のみ見学できましたが、最近、通年公開になりましたので、行きやすくなり、訪れてよかったです。見学無料です。見学料を取ればいいのに。

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建礼門の表側です。塀と樹木が高いため小さく見えます。

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平安神宮ではかなり右大文字は北へ向いていましたが、今出川通に近くなるとやや西に向きます。御所の帝も大文字送り火を眺め、盃に送り火を映して飲むと無病息災とも聞きます。あちら側からはどうのように見えるかと言うと

大文字
こうなんです。大の字の火床からです。左の森が吉田山ではないかと、その更に向こうに広がる森が京都御所です。正面の山が愛宕山かな。京都タワーは画面もっと左(南方向)なので、映りません。麓の銀閣寺から40分くらいで上がれます。こうやって見ると京都市内も広く感じるのですが。写真は4代目の奥さんが撮影してくれました。

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御苑内の木の下でピクニックや、寝転ぶ人達。街の真ん中でのんびりできる数少ない所です。

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人間の血管みたいに脈を打つようなアカマツの枝。これだけ多くのアカマツがあるので、もしかして・・・・松茸が出来たりしないのかな?

ついでに九条池にいる例のおっさんがめはどうしているか、覗いてきました。
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おっ、今日は客人がいるではないか。おっさんがめではなく腕立て伏せをするカメ。がんばってるがな。

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京都御苑の外周には塀や壁はなく、石垣と広葉樹が自然の塀の役割をしていて、中と外では見た目が異なります。特に秋はいちょうが色づき、御苑の北西角の大イチョウは西日に照らされるとまぶしいくらいに輝きます。

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丸太町通に面する御所の向かいには更地が。角の2軒を残して地上げをしたそうです。不動産価格が高騰すると地上げが起こり、ここもホテル用地だそうで、相場の倍くらいの価格ではないかとの噂です。ゲストハウスの建売りも出始め、まだ、買い手のつかない建物もちらほらあります。賃貸マンションでも建ててから販売すると言うのは聞きませんし、いずれ、宿泊所の叩き売りが始まるかもしれません。京都の街も景観どころか街並み自体が変わりつつあります。

御所の近く烏丸丸太町にあるこの会社は・・・名前を知っている人もいるはずです。
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学習参考書の数研出版です。現在は関西本社になっていますが、生まれは京都です。
大正時代に京都大学近くに設立した予備校で使用した参考書がチャート式の始まりとあります。使っていた・・・・と言う人もおられるかもしれません。
御所を出ると、いつもの風景と暮らしです。次代は若い天皇陛下に代わり、秋篠宮家は皇太子家になるそうで、新しい元号は何になるのでしょうか。日に日に現実味を帯びてきます。君が代は千代に八千代に。
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目に青葉
05/19(Fri) 15:16|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
青葉がそよそよと風に吹かれ、木陰で暫し深呼吸。
絶好の射撃シーズンを迎え、京都府民クレー射撃大会とヘタクソクラブ例会と二週続き、射撃の連チャンと言う人も多いかと思います。

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こちらは射撃用? と、見慣れないベストと思われるかもしれません。昔は狩猟用はオレンジ色の指定がありませんでしたので、カモフラ柄・無地・革など様々あり、写真のベストもそのひとつです。勿論、今はこのようなベストは生産されていません。
国産品ですので、掘り出し物としてお安くネットショッピングへ掲載しております。

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BERETTAのNewデザインTシャツです。BERETTAはイタリアではないの? なぜUSA? と、まがいもんちゃうか? と疑われるかもしれません。米国で販売されている商品で、現在は大文字のBERETTAですけれども、以前は小文字でしたので、あえて小文字にしている所がレトロな感じです。カラーはホワイトの他、ブラックがあります。

先週の日曜日は母の日。父の日よりも母の日の方が重きを置かれている感じがします。卵をポンと産み落としたり、電子レンジでチンとしたら"おぎゃー"と孵るなんてあるはずもなく、世の中が変わっても父のお腹から子供は生まれず、母は偉大なり・・・と言う事でしょうか。
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母の日と言えばカーネーション。バラよりも価格が安く、今はカーネーションの種類も豊富で、ツートンや緑色、スプレーなど花瓶に数本入れるだけでもかわいい雰囲気になります。

この日は府猟友会のフィールド射撃大会が行われていましたが、天候もよかったのに参加者は少なかったそうです。フィールド射撃は盛んと聞いていただけになぜなのでしょうね。
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母の日の午後からは千本通も北行が通行止となり、千本通は北へ真っ直ぐではなく、少し東に曲がっています。

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今宮祭祭列に通りかかった修学旅行生がバスの中から手を振っています。

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千本中立売では台車に載せられた今宮神輿3基が止まり、先頭のあぐい神輿を担いで回します。赤信号の下、ちょうど神輿に隠れてしまいましたが、ここに右大文字が見えるので、その瞬間を撮りたかったのですけれども。
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また、台車に載せてあぐい・鷹峯・大宮のお神輿さんは北へ戻っていきます。
これだけ大きなお神輿なのに担ぎ手が少ないように思います。

今回は京都御所その3の予定でしたが、先延ばしにします。
ヘタクソクラブ5月例会が連休最終日でしたので、お休みに観光地へちょっと出かけてきました。
つつじと言えば・・・・長岡天神、蹴上浄水場かな。

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地下鉄東西線蹴上駅のすぐ傍、琵琶湖疏水近く、三条通に面して浄水場があります。ゴールデン期間中、無料で入場でき、この日も大勢の人が訪れていました。

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浄水場の西隣りにはウェスティン都ホテルがあり、こちらもきれいにつつじが咲いています。ところが、この写真を撮影した数日後、ちょっとした騒ぎが起こりました。イノシシがホテルのロビーで大暴れしました。えっ? ここから入ったのかって? そうじゃないみたいです。ここは車の進入路で、ここよりも東、三条通に面して自動ドアの入口があります。防犯カメラにその自動ドアからイノシシが入る様子が映っていたそうです。でも、ロビーは2階にあって、もしかして? エスカレーターを猪突猛進で駆け上げったのだろうか。
そのイノシシはロビーで捉えられましたが、ガラスに突進したり、パニックぶりが想像できます。

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そもそも、車がブースカ走る三条通あたりにイノシシが出没するのか? と言うとこのようにホテルの裏は山、東山の麓になりますので、疏水はもとより岡崎あたりまでイノシシが出てくることもあります。たまたま、ホテルに迷い込んでしまって、イノシシもびっくりしたことだろうと。でも、晴れた日の山側からの眺めは良く、左大文字も見えます。

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京都迎賓館よりも重厚な造りの建物は旧称京都市美術館です。只今、工事中。

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銘板には京都美術館とあり、ネーミングライツによりリューアル後は新称京都市京セラ美術館と名称変更し、How much? 50年間で50億円です。工事費用はこれ以上と言われていて、名称変更に反対意見もあったようですが、市が金欠なので仕方ありませんね。この向かいには京都国立近代美術館もあり、同じ所に2つも美術館が必要なのかと思いながらも案外お金がかかるんだな。
美術館から比叡山が見えた。

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洲浜。仙洞御所の洲浜に少し似ていて、ここは京都市国際交流会館です。初めて中へ入りましたが、階上の眺めの良いレストランは満席。それ以外は会議室・図書ブースなど興味のある物もなく、"天下り"の匂いが漂う。昔で言う、公務員の受け皿的箱もの。施設の目的は国際交流という事で、留学生などが利用すると思いきや、中高年の休憩所みたいになっていました。向かいには南禅寺があり、外国人も溢れていると言うのにからっきし外国人の利用する姿はありません。積極的に利用を促す雰囲気も全くなく、ホテル誘致と言うならば、まずはここを外国人専用の宿泊施設にするべきかと。

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油絵のような青葉の青々しさを間近で見られるのはやはり東山。桜のピンクから木々の緑に、華やかさから落ち着いた景色に変わりました。夏になると色が整い、新芽の瑞々しさは今しか見られません。
突き当りが南禅寺付近で、蹴上発電所から琵琶湖疏水は川のように広くなり観光船が行きます。

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神宮道から少し東に入った所にある小丸屋住井。団扇などを販売するお店です。団扇にも違いがあるようで深草うちわとよばれる物がこのお店の団扇で、我々は

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芸・舞妓さんの京丸うちわで目にします。いとこからもらった団扇の紋はおそらく祇園祭の紋で、裏側に私の名前が書かれています。一枚であっても手書きで名前を入れてもらえます。

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鳥居に今年の干支の酉、鳥居の下には葵祭のふたば葵が描かれています。

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福が詰まった屏風。団扇、扇子など舞台の小道具もあり、あいにく、この日は定休日でした。

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こちらが料亭の瓢亭です。表通りから一筋中へ入った閑静な所にあります。敷居の高い料亭ですので、一度も伺ったことはなく、いつも素通りです。

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瓢亭の近くにもうひとつ、料亭、竹茂楼です。美濃吉と言う方が知られていますかね。敷地内は竹が茂る佇まいで、昔は平安神宮とか下鴨神社とか神社で結婚式をあげて、料亭で披露宴と言う形式が多く、およばれする側としてはお祝いと言いながらも美味しい一流のお料理をよばれるのがとても嬉しい時でもあります。今流行りのハウスウェディングは演出ばかりが目立って、料亭とは質が違います。まあ、一生に一度の晴れ姿のお披露目ですから、お好きにどうぞ。しかし、これが数年で離縁となると、全くもってもったいない事と思います。この竹茂楼の西向かいは新築中の住友不動産の分譲マンションです。

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今回、少し歩いてみて、マンションが増えたことに驚きました。似たような横文字の名前ばかりで、記憶できませんでしたが、岡崎周辺は高価格帯のマンションが多く、街の中心部に住む者には「買い物不便」「住人少ない」「観光客多すぎる」と、住みたい気は起りません。しかし、未だに新築すると言う事は人気のある地域なのでしょう。
写真は平安神宮の大鳥居の南、神宮道に面した、ポルトド岡崎と言うマンションです。築年数は古く、岡崎界隈では高級マンションのはしりと言われています。舌をかみそうな名前。
水商売の人や芸能人などのスポンサーが宿に使わせていたり、管理が行き届いていて、一階はテナントで店舗が並んでいます。週刊誌には安室奈美恵がこの岡崎にマンションを買ったなんて記事もありましたし。
大都会では眺望の良いタワーマンションが高級マンションと言われていますが、京都はタワーマンションが無いので、環境の良い所や利便性の高い中心部に高級マンションが多いです。京都のマンションは専有面積が狭い割には管理費が高いため、戸建の方が得な感じがします。

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マンションの南に行列をなすお店。うん? 大明神総本舗? 大明神とは・・・・気になる。おうどん屋さんみたいです。

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京都市動物園の北方面、岡崎道に面して、これまた行列が。どうもお店2軒に並んでいる。小林君が言うには「2軒別々のおうどんやさんがあって、北側の岡北は40分待ちできつねうどんを食べて、別の日には南側の山元麺蔵で2時間半待ちでつけめんを食べてきました。あれだけ待ったらおいしい気がします。並んでいる人は京都の人だと思いますよ。あの光景を見たら並んでみたいと思うんじゃないですか」 饂飩派大阪人、蕎麦派京都人と思っていた宇治金時はいつの間に岡崎はうどんスポットになったのか? と、たまには歩いてみないとわからないことが色々あります。
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2軒のおうどん屋さんの更に北、丸太町通に近い所にグリル小宝があり、ここは洋食屋さんで、年配の人が並ぶ姿が。
そろそろお腹もすいたことだし、丸太町通から市バスに乗って、お家でインスタントカレーでも食べるかな。

帰る前に行くべき所があった。岡崎と言えば平安神宮です。修学旅行で行ったよー、と言う人も懐かしんで下さい。
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大鳥居の突き当りが平安神宮で、この神宮道を上がっていくと二条通に出ます。友と通った時に二条通から北が歩行者専用道路になっていて「何これ? いつからこんなになったの?」「千本でこもっているさかいに」と言われ、4年前に来たときは車が通っていたよな。

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ここから北のことです。平安神宮の参道みたいになりまして

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こんなに広くなりました。この左手には旧称京都会館であるロームシアター京都があり、今年の顔見世興行はここで開催され、今年だけか来年もかはわかりませんが、チケットを手に入れる事ができるならば行こうと思います。芝翫さんの襲名の締めくくりになります。毎年、襲名があるのにはそれなりに理由があるそうでして。

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平安神宮は平安京大極殿を模した物で、歴史はありません。四季を通して美しい神苑は有名です。それにしても周りは外国人ばかり。タトゥーをしたタンクトップ姿の女性など、違和感を感じますが、外国人達は訪れてどんな感想を持っているのでしょうか。

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桜の花ではなく、ピンク色のおみくじが木に結わえてあり、見た目いいですね。

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東山を借景に右大文字も見えます。ちょっと方角が北に向いていますけれども。

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四神の白虎と青龍です。以前はありませんでした。ところで玄武と朱雀はどこにある?

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この日は宇治茶の新茶の試飲・販売があり、冷茶でのどを潤し、今日のおみやげは新茶です。青葉と新茶、目にも喉にもさわやかさを感じました。緑は体にいいんだよ。

新茶のお供は
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もっちり白いパンの中にはつぶあんと白玉がダブルイン。ぜんざいパンみたい。カロリー考えたら卒倒しそうです。ブログのネタの為に買ったんですよ。ヘタクソクラブでは定番のあんぱんでして、うぐいすあんやデニッシュにあんが練り込んであったり、今までにないあんパンを見かけたりして、ちょっとしたあんパンブームでしょうか。あんはバターとも相性がよいですし、パンを手に取った時のどっしり感もあんパンの特徴ですね。
京都御所 弐の巻
05/03(Wed) 21:19|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
京都御所はとにかく広いため、ほんの一部しかご紹介できません。壱の巻では散歩ついでに立ち寄れる所を取り上げましたが、今回は仙洞御所と京都迎賓館です。多数の写真をどうしたものか。京都御所でも撮影してきましたし・・・・300枚以上ありますからね。私を始め京都に住む者は金閣寺・清水寺・二条城・・"行ったことないー"と言う人が意外といます。御所もそうです。ブログのネタの為、京都御所・仙洞御所へ生まれて初めて訪れました。

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4月下旬、仙洞御所の外周り、緑の中に桜が咲いていました。綿菓子のようなフワフワした花がこぼれんばかりに、舞妓さんのかんざしみたいです。京都御苑内にはおよそ1000本の桜がありますが、ソメイヨシノは1本もありません。

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大宮御所の南に仙洞御所があり、大宮御所の北に京都迎賓館があります。

京都御所と仙洞御所は見学無料です。機会があれば一度行ってみる価値はありますし、あれだけの維持管理費用を考えると料金をとるべきと思います。特にお寺や神社にいたずらをするような外人が実際居るわけですから、御所も警備はピリピリしています。当然です。一言申せば、いたずらをした所で、何の意味があるのかわからず、愚かなことと思います。罪を償う云々よりも、元に戻しなさい。どれだけの手間と費用がかかるか、低俗としか言いようがありません。

仙洞御所は当日、先着順で見学もできますが、webで予約する方が無難です。大宮御所の御門から入ります。
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DSC08835.jpg 大宮御所の御車寄です。大宮御所は今も天皇皇后両陛下、皇太子殿下ご夫妻が入洛の際にお泊りになる所で、車はここに着けられます。見学者はここを通って仙洞御所へ行きます。仙洞御所にも建物はありましたが、焼失後、再建されず、北池・南池のある庭園だけがあり、総面積91000㎡。歴史的な説明は省きますが、大宮・仙洞御所は皇位を退いた天皇の御所でした。

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大宮御所御常御殿は普段の生活の場で、京都迎賓館ができるまでは賓客の宿泊にも使われていました。カーテンはレースで中は洋式になっているそうです。御殿の前には紅白の梅、

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松と松の奥に竹があり"松竹梅"の庭と言われています。

御殿から潜り戸を通ると大きな庭が目の前に広がります。池の水は昔、鴨川から、琵琶湖疏水から引いていましたが、現在は地下水です。地下水で2つの池をまかなうのですから、かなりの水量です。舟遊びができるようになっています。
この時期は藤もつつじもまだ咲いておらず、青もみじがミントのような清涼感を与えてくれます。
庭内の鎮守社にはどこの神様がいらっしゃるかと言うと・・・・伊勢神宮、はい。他に春日大社・上賀茂神社・下鴨神社・石清水八幡宮です。神様はひとつでなくてもいいんだ。いくつもあると喧嘩をするのではないかと心配していましたが。

北池はどこから見ても正面に見えるように作られているそうで、なだらかな池周りです。
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苔の橋は土橋、6枚の大きな切石は六枚橋。自然なようで、珍しい。
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紅葉橋は秋が綺麗だと思います。
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もみじの大木は少し赤色がかっています。赤い花をつけていました。
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北池から南池へ歩くと、池の住人、アオサギが1羽。こわがる様子もなく、人の方を気にしていました。
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1枚目は菖蒲が咲いていたら尚、いー写真だったかと。街中のオアシス。手入れはされているけれども、ナチュラルな森の中を歩くような庭園です。

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大きい灯籠は水戸光圀公から献上された物。

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仙洞御所の見どころはこの水辺の洲浜です。11万1千個敷き詰められています。

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お正月のお鏡さんのような円くてそこそこの大きさです。石を研磨したかと思いましたが、昔のこと、小田原藩主が湯河原吉浜海岸の石を一個一個真綿に包んで御所へ運んだと言われています。石一個を運んだ者には米一升を与えた言い伝えからこの石を“一升石”と呼ぶそうです。石の中に松や桜の木が植わっています。裸足で歩くと気持ちいいでしょうね。

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藤棚に覆われた八つ橋は中島へつながり、橋の左側は真っ直ぐですが、右側は凸凹と変形の橋です。
眺めていると心が落ち着き、時間を忘れてしまいます。滝・橋・島・洲浜と庭園の優雅さが仙洞御所の素晴らしさと思います。南禅寺別荘の庭園も壮大ですが、ここは趣向などのひねりがない原型に思え、“献上”の為の最上の物が集められて、スケールが大きいです。
他にも茶室など建物もありますが、省きます。まろやかなお庭の仙洞御所はほとんどがもみじですので、その頃ならもっと平安王朝の雰囲気を醸し出すのではないかと思います。外国人も見学していましたが、パンフレットだけではわかるかな。ガイドさんが案内してくれますので、イヤホンガイドがあればもっといいのではないかと思いました。

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京都御所と大宮御所には護衛署があり、24時間の警備だと思います。夜は真っ暗なんですよ。

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京都御所南東端の瓦。御紋の菊・・・の花が咲いています。
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御所の瓦はシュッと反りがありまして、美しく見せる技法なのかもしれませんが、技としては難しいと思うな。御常御殿・紫宸殿など御所の建築物の端は同様に反りがあります。

では、もうひとがんばりいきますか。
京都府・京都市・京都商工会議所の要望で京都迎賓館が建設され、完成から12年となりました。敷地面積20140㎡。歴史はありませんが、現代へ伝承された手仕事の粋(すい)を見る事ができますので、おとなの社会見学の気分でした。
できたての頃、昼間は一度行きましたが、今回、夜間見学を初めて実施するということで地元、上京区民の一人として行ってきました。事前予約をして、ここは1000円支払います。昼間の見学は当日枠・予約枠共にあるはずです。

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これが正門で、VIPはここから車で入り、正面玄関に到着します。我々はここを通らずに敷地内の地下駐車場へ行きます。ここではX線手荷物検査が行われ、カメラなど必要最低限持ち込む物以外はロッカーに預けます。

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夜間はうまく撮影できないため、まともな写真はほとんどありませんが、ご容赦ください。現代和風をコンセプトに玄関も大きくなく、迎賓館にしては豪華さはありません。
京都迎賓館は主に京都の伝統工芸職人の総力を結集して完成しました。目に見えて派手さはありませんが、例えば玄関の扉は樹齢700年、直径2mのケヤキから作られた一枚板を使用している等、写真と共に簡単にご説明します。

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玄関を入ると正面に日本庭園が目に入ってきます。建物が庭園を取り囲むようにあり、どこからも庭園が眺められます。奥行き感が計算されていて、引き寄せられます。このまま、まっすぐ藤の間まで行きたくなりそうなのに、あえて、右から回廊式を取り入れています。

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夕映の間は左右に"比叡月映""愛宕夕照"と名づけられた西陣・綴れ織が壁を飾ります。(写真2枚目があたご、後の方がひえいです)
当ブログでも北西の愛宕山、北東の比叡山を何度も取り上げていますが、その姿を織物で表現し、綴れ織は西陣織の中でも最も高い技術で、爪掻き本綴れ織は織る人のギザギザの爪で糸を寄せて織ります。綴れ織は絵画のように繊細な色のグラデーションを表現できるのが特長で、立体感が生まれます。ヨコ糸しか表面には出ないので表裏が同じ柄となり、複雑な図柄になると一日1cmしか織れない物もあるそうです。比叡の方は374色、愛宕の方は325色の糸を使用し、4枚目の写真がカラーチヤートです。2.3m×8.6m、下絵は日本画家 箱崎睦昌氏。龍村美術織物製です。

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玄関から真正面に見えた所がこちらの藤の間です。こちらも川島セルコン製の綴れ織で、16.6m×3.1mの中には39種類の草花が1000色、30万本の糸で織られていています。下絵は日本画家 鹿見喜陌氏。 龍村・川島と言えば歌舞伎座の緞帳も手掛けています。

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芸妓さん達の舞いや伝統芸能を披露する舞台です。扉飾りはきり金と言う0.2mm~1mmの金やプラチナの糸で作られていて、女性の作です。

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洋食器は日本の大倉陶苑・ノリタケ・HOYA

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和室、桐の間です。この座卓は一枚物12mの漆塗り製です。鏡のように光っています。天井は樹齢280年の吉野杉で、これも継がずに一枚物です。"庭屋一如" 庭と建物は一体である、障子を開けると外と内の境が無くなり、座った目線で庭園が鑑賞できるようになっています。座椅子のの背には政府の紋章、五七の桐の蒔絵。漆の艶の中に蒔絵が浮き立ちます。指紋だけでも目立ってしまうような艶です。

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池の渡り廊下から。残念ながら真っ暗で肉眼でも庭園はわからず。水面に灯りが映ります。室内は白い蛍光色なのですが、廊下に間接照明が入っているため外から見ると赤みがかった行燈のあかりのように見え、幻想的です。

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実際はこういう所です。
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昼間はお庭が見渡せて、たくさんの鯉も泳いでいます。小鯉が随分大きくなりました。

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和舟が見えるでしょうか。庭へ出なくても建物から直接、船に乗り込めるようになっています。写真はブータン国王。滋賀県の船大工さんが製作し、槇でできています。琵琶湖があるため滋賀県には造船業があります。

見学を終えて、玄関から正面に日の丸旗が見え、敬礼したくなると同時に"平和であってほしい"と、心の中でつぶやく。仙洞御所、京都迎賓館。写真をご覧になって、これはいいなぁと言うものがありましたでしょうか。
宮内庁御用達は京都にも数多くあります。御所の中を見学すると、最高の物を献上すると言うことがわかります。しかし、上質であればいくらでもお金をかける時代ではなくなり、手間をかければ価格は高くなり、高い物は敬遠され、安い物に負けてしまいます。
また、平成の迎賓館は直線的な美しさとシンプルな作りが上質感を際立たせ、全てが特別仕様です。
建築物や庭園は完成が終わりではなく、後々、手を入れていかなければならず、その為には職人の手仕事が必要とされます。迎賓館は賓客をもてなす役割もあり、職人の技が伝承されていくための作品でもあります。

迎賓館は日中の方が見応えあるように思いますし、仙洞御所にしてもわざわざ予約をしてまで行くような所でもないと言う声もあります。見学できることが広まっていない事もあるかと思いますし、寺社だけでなく京都にはこれらよりも格の高い御所と言うものがあるということを知って頂ければと思います。京都御所についてはヘタクソクラブ5月例会を終えてから載せます。

帰り道、三日月を綺麗に撮りたかったのに、残念。御門だけが光に照らされ、他は真っ暗闇で、誰一人、会う人はいませんでした。
砂利道を歩くのも結構足が疲れます。
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御所 壱の巻
05/01(Mon) 21:20|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
新緑が風に吹かれ、心地よい季節となりました。ゴールデンウィークは如何お過ごしでしょうか。毎年、ヘタクソクラブ5月例会は連休の間にあるのですが、今年は第一日曜日が連休の最終日となりますので、気分的にゆっくりしたゴールデンウィークです。
しばらくブログを更新しておりませんでした。先月は2回も転び、膝を打撲した為、心が荒れておりました。この年齢で転ぶのはおかしいのですが、どうも眼鏡だと足元が十分に見えず、打撲程度で済んで幸いでした。

京都市民でない人が「京都は自転車のマナーが悪いな、車を運転してて怖い」と言い、同感です。車を運転していても歩道を歩いていてもイラッとすることがあります。交通ルールを知らずに乗っている人が多いように思います。千本通でも平気で車道を逆走する自転車をよく見ます。自分が運転している時はお構いなしにクラクションを鳴らします。当然です。交通違反ですから。スピードを上げて車道も歩道も都合よく走る自転車。歩行者がよけてくれる、車は待ってくれると勘違いをしているようで、止まると言うことをしません。車でも運転の上手な人、下手な人がいるように、自転車においても女性や若い人ほど下手な運転が多いように思います。
心が荒れている時にこんなことがありました。歩車分離信号と言うのをご存知だと思います。大きな交差点ならともかく、大通りと一方通行の狭い通りが交差する所で、全方向車両は赤信号なので止まり、歩行者は全方向青信号となり、横断歩道を渡ります。ところが、前からと横からと自転車が来て、当てられるかと怖い思いをしました。信号を確認しました。やはり歩行者信号は青です。自転車は車の信号も歩行者の信号も勝手な解釈で走っています。ルールを徹底せずにこのような変則な事はかえって危険で、歩行者は安全に横断できません。一方通行の道路も左・右と両側通行がまかり通っていて、一旦停止を知らない自転車が道路へ飛び出すのも珍しくありません。京都も旅行者の増加で歩行者が増えていますので、自転車は車道にしてもらいたいと思いますし、京都は凶暴な自転車が多いので、皆さんも市内を車で走る時は自転車に当てられようお気をつけ下さい。

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こちらが京都御所です。私達は"御所"と呼び、京都市民の憩いの場とも言われ、我々、上京区民には贅沢な庭のような存在です。現在の皇居は元々将軍の居た江戸城なので、天皇の為に造られた住まいがここ京都御所と言うわけですけれども。
写真はかなり望遠で撮っていますので、小さく見えますが、ここが御所(かつて帝が居た所)で正面は建礼門、その奥の屋根が紫宸殿で、葵祭と時代祭でよく目にすると思います。建礼門は帝のみが通ることができたそうです。
今までは春と秋に一般公開の日のみでしたが、今はいつでも見学ができます。
この御所の歴史は4世紀から明治2年までで、その前、平安時代からは銃砲店のある場所の周辺一帯が大極殿となっていました。
街の真ん中でありながら北山を背景に洛中の代表的な風景です。

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1枚目が現在の京都御所で、今出川通・烏丸通・丸太町通・寺町通に囲まれています。全周4km、65ha、196625坪。新宿御苑よりも大きいです。京都は坪で面積を表示することが多いです。京都御所・大宮御所・仙洞御所は宮内庁、それ以外は公園として京都御苑と言い、環境省の管轄です。ただ、京都迎賓館だけは内閣府の管轄です。
見取り図ではわかりませんけれども、鬼門よけに御所の北東の塀は角がへこませてあり、京都御苑も東の寺町通に沿って今出川通まで行かず、途中から御苑の壁は西に入りこんでいます。なので現代でも家を建てる時に鬼門(北東)と裏鬼門(南西)には水まわりを避けるといういわれがあります。
2枚目は昔の御所の図で、200もの公家や宮家があったそうで、今の公園部分に屋敷が建ち並んでいました。
ただ、御所の建物は火災により焼失し、現在の物は江戸時代に再建されたとのことです。

宮内庁にちなんでこんなお話を。皆さん、この御所などには国宝ばかりあると思いませんか? 皇室にかかわる所ですから至極の品があると当然そう思いますよね。しかし、宮内庁所有の物・建物には「国宝」指定はありません。へえ~、なんですよ。重要文化財もしかり。正倉院の建物1つだけが例外的に国宝指定なのだそうです。
皇室の所有物は「御物」ギョブツと言いまして、調べると昭和天皇が亡くなられ、相続として御物の大半は国へ物納され、宮内庁の所蔵品となり、国有財産・・・とありました。ここ京都御所にも御物が保管されているそうです。
宮内庁が断捨離などするはずもなく、いずれにしても民間には流れてこない代物ばかりとは思うものの、国有財産と言えば・・・森友学園を連想し、借金が増えれば国がお宝を払下げすることもありうるのかと。

以前の統計によると上京区内には12の国宝、232の重要文化財があります。オーッ、上京区だけで。なので京都府となると国宝が230件以上、重文は2000件以上と言われ、ランキングでは1位東京都、2位京都府、3位奈良県となり、この3都府県でかなりの割合を占めることになります。東京都は建築物の数は少なく、ほとんどが物であり、民間の収集品が多いことが特徴で、京都は寺社仏閣を始め、博物館などの所蔵品も多く、長い歴史と伝統に育まれてきた豊かで質の高い文化の産物と思います。
御所の他、暮らしから生まれた独自の文化がベースとなる上京区は特徴的で、機会があれば上京区についてお話しをしたいと思います。

京都御苑内は御所以外にも見学できる所があります。
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閑宮院と言う宮邸跡で、無料で建物の中で資料が見られ、池の傍を歩くことができます。

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この前、ネコを撮影した宗像神社にはこの時期に色づく楓があり、クスノキだったかの大木に大きな穴があり、観察している人に尋ねるとオオバズクの巣で、6月以降にヒナが姿を現わし、ここの他にも御苑内にはいくつか巣があるらしく、見てみたい。

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旧九条殿跡の拾翠亭です。数寄屋風書院造りで2つの茶室があり、曜日限定で見学でき、貸切もできます。バタくさい日常から離れ、高貴な人になった錯覚をし、京都にはこういう所がいっぱいあるので栄養満点の"妄想"ができます。かの君と不埒な事を考えず、ぼーっと眺めて清少納言にでもなったような気分で。

反対側には
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九条池に橋が架かっていまして、どこかの橋に似ていませんか? 400年以上前の三条大橋と五条大橋の一部を使っているそうです。一枚目の写真手前左には神社があります。池には黒鯉・カモがいて、子供達がエサをやっています。

そして池には他にも生き物がいまして
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オッサンが~め~。このダレ具合。この3匹が親子に見えてしまいましたが

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池に石があり、甲羅ぼしをしているだけでもこれだけの数ですから、この池には相当の外来種の亀がいると思われます。アップにすると"ブルッ"としてしまいます。これがスッポンならば、また違う感想を持ちますが、今ブログの見せ場です。

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地上も空も広々として、同じ空でも山間部のような閉塞感とはちがう平地の開放感は爽快です。松任谷由美のひこうき雲を口ずさみたくなる。

久しぶりにここへ来て驚いたのは外国人が多い事。観光客も住人も。私が子供の頃は家族連れや学生とか若い人のデート姿がよく見られました。京都の人ならば一回はここへ来たことがあると思うんですけれどもね。
私は小学生の頃、土曜日、学校から帰ってから友達と自転車でやって来て、バトミントンやドッチボールで夕方まで遊びました。その頃から比べて木が大きくなったなと。
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市川海老蔵、現る? 夫婦共に外国人でした。五本線の築地塀は格が最も高いとされていて、御所が本家です。お寺の線は勝手に5本にしている所もあり、必ずしも格が高いとは言えません。写真、もう少し上部分をフレームに入れたらよかったかなと。築地塀とベビーカーに引きつけられました。この人、何してる人なんだろう。
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お散歩仲間。
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すごく綺麗な毛の犬は男の飼い主さん。小さい方は女の飼い主さんでした。犬同士と言えば、ジャレてキャンキャンうるさいものですが、落ち着いているのに驚き。御所で見かける犬までも品を感じます。こんな所を毎日散歩させてもらえたら犬も嬉しいだろうに。弐の巻では仙洞御所と京都迎賓館の写真を掲載します。

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白川通と銀閣寺道の交差点から見た右大文字です。

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さて、この新聞包みの中には何が入っているでしょうか? コロッケ? ブブー×。

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白川通の京都銀行の南に"銀閣寺アイスキャンデー店"があります。京都では知っている人も多いお店です。アイスキャンデーだけでなく、大文字焼なるものも売っています。
包みの中味はこちらのかたいソフトクリーム、アイスキャンデーはフルーツ系(いちご・バナナ・パイン・みかんなど)ミルク・バニラ・ソーダ・あずき・チョコと、種類が多くて迷ってしまいます。そしてなんと言ってもお値段が60円から150円くらいと買いやすいので、買いだめしてしまいます。値段が安いのは棒が真っ直ぐでないから? これも手作りのよさ。
ここは子供の姿よりもおとなの方が多く、夏には行列ができることもあります。これから大文字山へ上がる人、下りてきた人が一本、買い求めるアイスキャンデー屋さんでした。

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さくら・桜
04/21(Fri) 19:45|よもやま話comment(0)trackback(0)edit
桜の花も散り、葉桜となりました。今年、綺麗な桜をご覧になりましたか?

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濃いピンクのしだれ桜は咲き始めで、雨に濡れても風に吹かれても花は落ちず、はじらう女性のような可憐な姿。京都御所の南にある地方裁判所の周りの桜は若木で、まだまだ大きくなり、枝も長く枝垂れてくるはずです。

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桜の奥には御所の大木も見え、緑とピンクのコントラストが目にやさしいです。裁判所と御所南小学校の間には竹屋町通があり、写真の突き当りの信号の所には前にご紹介した「こうどう」があります(屋根が少し見えています)
今は東堀川通の八重桜が満開で綺麗です。

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4月15日には第一次京都公式が高槻国際射撃場で行われました。過去に桜の季節に京都公式を行うことがなかった為、この日は風もあり、まさに桜吹雪の中での射撃となりました。スキートではクレーと共に桜の花びらも飛んでいたかもしれません。
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花びらが舞っている所を撮ったつもりですが、なかなかうまく撮れません。白い物はクレーではなく、花びらです。選手の人と"きれいですね、桜が舞って"としばしトラップ射面から眺めていました。

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ムネ子ちゃんに"こんな色の安全靴があるんやて"と声をかけられ、撮らせてもらいましたが、肝心の靴の所が切れちゃった。すいません。イヤマフ・PeltorX4をご愛用ありがとうございます。

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比叡山延暦寺の阿闍梨さんが7年に亘る千日回峰行に入られ、900日目からは京都大廻りと呼ばれる比叡山から京都市内の寺社を廻り、夜中の12時から夜の6時頃まで84kmを歩き祈ります。そして回峰行での歩く距離は通算4万キロ・地球一周分に相当するそうです。
二条城の南にある神泉苑から北野天満宮へ向かう途中、銃砲店の前を通られます。先導役の人の後ろに阿闍梨さんが、その後ろを白装束の信者さん達が歩きます。2日に一回、午後3時20分頃に前を通られますので、私達は歩道の端に並び、阿闍梨さんの数珠を頭に置いてもらいます。ほんの数秒です。その時に願い事をすると良いらしいのですが、生き仏とも言われる苦行に向かうお姿に我が身を清めてもらう、邪悪を払うような気持ちになりました。到底、私達にはできない修業をされた方ですので、一瞬ながらも向き合えることに感謝です。後にも先にもこの一瞬しかお会いしないのですから。
写真はその時に頂戴した物です。中には加持符という包みがありまして、灰が入っていると言われました。祈祷の灰なのでしょうか。いずれにしても大変ありがたい授かり物です。
阿闍梨さんの写真はありません。撮影はご遠慮下さいとのことでした。なので一行の後ろ姿だけ。わざわざ出向かなくても、待っていたら阿闍梨さんが来られるのですから、こんなに楽してよいものかと。それも千本通の向かいの東側ではなく、必ずこちら西側を通られます。昼間通られ、日付が変わり再び夜中2時前に今度は復路で東側を通られます。"コン・コン"と杖の音だけが静寂の中、聞こえてきます。戦後13人目の阿闍梨さんはあと、5ケ月ほどで満行と聞いていて、無事に迎えられますようお祈りしております。これもすっぴん京都の一風景です。

こんなことがありまして、普段、おちゃらけな事を書きまくっている宇治金時もしばし、心を清め? 乙女心を取り戻そうかと・・・・無理な話。
その後、今宮神社の宮司さんが今宮祭のご挨拶にお見えになり、ポスターいっぱい貼って宣伝します。銃砲店は交差点の所にありますので、バスや車からもよく見えます。
神様・仏様・・・今以上に欲張りなことは申しません。宇治金時そこそこ幸せです。これも神様・仏様・周りの皆様のお蔭です。願いはきっと叶う・・・しっかり前を見据えて向き合えば。

阿闍梨と言うと、満月の人気の阿闍梨餅はよく知られていまして、出町商店街で買うとブログに書いておりました。その阿闍梨餅が減産と言う記事を目にしました。理由は材料の丹波大納言小豆が不作のため、生産調整をするそうです。他の産地のあずきを使うと味が変わるため、やむを得ず。近年では珍しいことと思いますが、これは昔から味を落とさないために和菓子屋さんはそういうことをしたそうです。
カルビーもジャガイモの収穫が少ない為、つい先ごろ販売商品の縮小をした事は皆さんご存知の通りです。

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お得意様から宮古島産もずくを頂きました。塩気があり、コリコリ、土佐酢でおいしくよばれました。滅多に食べられない物、ありがとうございました。宮古島にはシカはいないそうですが、野生には豚のようなイノシシがいたり、クジャクがいるそうです。クジャクって動物園でしか見たことがないので、野生の姿を見てみたい気はします。

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千寿せんべいで知られる鼓月はプチケーキのお店も展開しています。ケーキバイキングのようで、ケーキ好きの人なら何個食べるのでしょうか。